「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングが発表した2014年9月~2015年5月期連結決算は、売上高が前年同期比23.9%増の1兆3481億円、最終利益は51.5%増の1323億円と、いずれも9カ月間の累計としては過去最高となったそうです。
中国や韓国を中心に海外でのユニクロ事業の営業利益が55%増と好調だったことと、国内のユニクロ事業も堅調で、4~5月の気温が平年より高かったことから、速乾性の機能素材を使った肌着「エアリズム」など夏物商品の販売が伸びたそうです。
記者会見した岡崎グループ上席執行役員CFO(最高財務責任者)は、中国経済の先行き懸念に関連し「(ユニクロは)生活に浸透しており、景気より天候不順の方が事業に影響しやすい」と指摘したそうです。
2015年8月期の連結業績予想は据え置き、売上高が前期比19.3%増の1兆6500億円、最終利益は61.0%増の1200億円を見込んでいる。
さらに業績を伸ばすには、最近のじめじめした天気が早くからっと晴れてほしいところでしょうね。
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