ヒロろんさんのブログ
本日の市況
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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
20096.30(-360.89)▼1.76%
◎TOPIX
1634.37(- 27.62)▼1.66%
◎売買高概算 23億6680万株
◎売買代金概算 2兆6627億円
◎時価総額 586兆5558億円
◎値上り銘柄数 166
◎(年初来)新高値 67
◎値下り銘柄数 1652
◎(年初来)新安値 21
◎変わらず 67
◎騰落レシオ(25日)
107.06%(前日比1.78%低下)
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗
○○○○○○●●○●●● 58.3%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比-0.04%
75日線比+2.54%
◎為替
(対 ド ル)124.40(前日比0.81円高)
(対ユーロ)140.62(前日比0.81円安)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
260.3円(- 4.9円)23417万株
2.東電 <9501>
668円(- 25円)11492万株
3.三菱UFJ<8306>
884.3円(- 16.5円) 8075万株
4.ユニチカ <3103>
59円(- 1円) 3382万株
5.新日鉄住金<5401>
335.7円(- 8.1円) 3371万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
17390円(- 600円) 1695億円
2.東電 <9501>
668円(- 25円) 783億円
3.三菱UFJ<8306>
884.3円(- 16.5円) 721億円
4.トヨタ自 <7203>
8215円(- 143円) 677億円
5.みずほ <8411>
260.3円(- 4.9円) 617億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り870万株 買い770万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比360円(1.76%)安の2万0096円で取引終了です。ここまで6月1日に付けた終値ベースの高値2万0569円から473円の下げとなり、下げ幅としては4月30日の538円、1月6日の525円に次いで今年3番目の大きさとなります。
昨晩のNYダウが82ドル安となり、為替も円安一服となったことで朝方から輸出関連中心に幅広い銘柄に売りが先行。週末のメジャーSQを控えて買い手控えムードが強まる中、タイミング的には午後2時に内閣府が発表した5月消費者態度指数(一般世帯)が2ヶ月連続で低下したことがキッカケとなって裁定解消を含めた売りが膨らみ、引けにかけて下げ幅を拡大しています。香港・上海・台湾などアジア株が下落したことも重荷となっています。売買代金は概算2兆6627億円、上海総合指数は18ポイント安の5113です。
業種別では、相場全般大幅安の中にあって水産、石油、電力ガスが堅調。保険、ゴム、非鉄、紙パ、自動車、鉄鋼、電機などの下げが目立ちます。
個別銘柄では、JR西日本が102円高の7590円と値を上げて昨年来高値を更新。日本で開かれる2016年主要国首脳会議(サミット)開催地が三重県の伊勢志摩地方に決まったことが引き続き買い材料視されています。大阪・京都・名古屋を結ぶ営業路線を持ち、「志摩観光ホテル」を運営する近鉄GHDもしっかりで相場全般安の中にあって前日比変わらずの430円です。
東京ガスが9.1円高の690.6円と上昇。G7サミットで安倍首相が温暖化ガスを2030年までに13年比で26%減らす目標を表明。16年4月から電力小売りに参入し、ガスとセット販売する計画であり、ビジネスチャンス拡大を期待した買いが入っています。
インバウンド関連で名古屋の大須を本拠とし、中古品などを手掛けるコメ兵が205円高の3795円と大幅高。昨日の引け後に5月の売上高が前年同月比18%の大幅増と発表し、好感した買いが入っています。訪日旅行客向け免税販売が絶好調です。
その他、相場全般安の中にあって1:2の株式分割をするNTTが29円高の8647円と値を上げて上値追いの展開継続、東北地方でドラッグストアを展開する薬王堂が5日連続高で200円高の3345円。
自動車用シート材大手のセーレンが43円高の1330円、主力のジェットストリームが好調の三菱鉛筆が180円高の5710円と昨年来高値更新、筆記具首位で連続最高益のパイロットも140円高の8640円と昨年来高値を更新、電気工事大手で中部電力子会社のトーエネックも12円高の694円と昨年来高値更新です。
本日の新高値銘柄は、トーエネック、三藤産業、アスクル、薬王堂、資生堂、出光興産、三菱ガス、ダイヘン、パイロット、三菱鉛筆、JR西日本・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
据置き A
(8801)三井不動産 3,800→ 4,000円
引上げ B→A
(8830)住友不動産 4,700→ 5,400円
引下げ A→B
(5108)ブリヂストン 5,900→ 5,350円
据置き B
(8802)三菱地所 2,800→ 2,700円
据置き C
(3863)日本製紙 1,520→ 1,900円
[UBS証券]
据置き A
(6861)キーエンス 68,000→75,000円
引下げ B→C
(2651)ローソン 7,900円
[野村証券]
据置き A
(4183)三井化学 425→ 510円
据置き A
(9432)NTT 9,350→10,750円
引下げ A→B
(4188)三菱ケミカル 740→ 860円
引下げ B→C
(9409)テレビ朝日 2,200→ 1,570円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(5101)横浜ゴム 1,350→ 1,500円
据置き A
(5108)ブリヂストン 6,000→ 5,800円
引上げ B→A
(1605)国際帝石 1,300→ 1,590円
[みずほ証券]
据置き A
(3391)ツルハ 9,500→11,000円
据置き A
(9684)スクエニ 3,000→ 3,500円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】株価は需給で決まる **
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株価の変動要因には、個別材料、業績、景気、政策、金利、為替、季節的要因、投資家心理、世界情勢等があげられます。その時々の相場状況によりクローズアップされるものが違いますが、それぞれの要因は影響し合っています。
また、「株価は需給で決まる」と言われますように、買いたい人(需要)が多ければ上がりますし、売りたい人(供給)が多ければ下がります。
もちろん、上記にあるような要因(相場環境)が最終的に「需給」として相場に影響するものであり、その需給も上記にあるような要因(相場環境)によって常に変化します。
需給動向を相場観の中に含めることは大変重要です。しかし、活字やニュースで耳にする需給動向は結果論的な側面もあり、需給に重きを置き過ぎた故にタイミングを間違えるケースもあります。
「安いところで買い、高いところで売る」ということは、当然ながら需給が悪い時に買い、需給が良好な場面で売るということになります。
一方、価格が形成される過程において多数側に追随するということは、条件面では相対的に不利になります。
つまり、買い手が多い時に高い価格で買い付け、売り手が多い時に安い価格で売ることになるということです。その先に続く同一方向への大きな流れの中でのそれは理に叶いますが、底や天井付近でのそれは致命的な失敗につながる可能性があります。
需給に追随し過ぎるということは、そういう危険性もはらむということです。
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【4】本日の経済指標等の結果 **
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◎5月のマネーストック
代表的な指標の「M3(現金、銀行などの預金)」の月中平均残高は前年比3.3%増の1221兆3000億円で過去最高を更新。
◎5月の消費者態度指数
前月比0.1ポイント低下の41.4で、低下は2カ月連続。
消費者態度指数の動きから見た5月の消費者マインドについては、「持ち直しのテンポが緩やかになっている」とし、前月の「持ち直している」から下方修正しています。
◎5月の中国の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)
CPIは前年比1.2%上昇で、上昇幅は前月から縮小し、今年1月以来の低い伸びを記録。PPIは4.6%の下落となりました。
結果、デフレ懸念が強まり、追加金融緩和の必要性が増しています。