ヒロろんさんのブログ
概況
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【1】NY市況 **
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□ダウ工業株
17766.55(- 82.91)▼0.46%
□ナスダック
5021.63(- 46.83)▼0.92%
□S&P500
2079.28(- 13.55)▼0.65%
□ダウ輸送株
8334.68(-174.96)▼2.06%
□半導体株(SOX)
712.37(- 13.92)▼1.92%
□NY原油先物(7月限)
58.14(- 0.99)
□NY 金先物(8月限)
1173.60(+ 5.50)
□バルチック海運指数
610 (± 0)
□為替
(対ドル)124.57(前日比0.64円高)
(対ユーロ)140.54(前日比0.73円安)
□CME日経225先物
20280(-170)※大阪先物比
週明けのNY株式市場は、年内利上げ懸念が引き続き相場を圧迫し主要指数は揃って下落しました。
ギリシャ問題の先行き不透明感で欧州株が下落した流れを引き継ぎ、週明けのNY株式市場も売り優勢で取引をスタート。この日発表された5月の米労働市場情勢指数は3カ月ぶりに改善しましたが、先週末の5月の雇用統計で強まった9月利上げ懸念が引き続き相場を圧迫しました。
市場参加者は景気の良さを好感するよりも、それと裏腹にある金利上昇に対する警戒感が強いことや、主要指数は歴史的な高値圏にあることから目先の利益を確保する動きもあってNY株は終日軟調に推移しました。ダウは3日続落で、4月2日以来およそ2カ月ぶりの安値水準。ナスダック指数も反落し、5月13日以来ほぼ1カ月ぶりの安値で取引を終了しました。
S&P業種別指数は通信を除く9業種が下落。テクノロジーや資本財(重工業等)、一般消費財(小売り等)が下落率上位となっています。
個別銘柄では、アップルが下落。アップルは恒例の世界開発者会議(WWDC)を開催し、新たな音楽配信サービスや新OSなどを発表しましたが特に材料視されず全体安の中で軟調に推移しました。競争激化に伴う採算悪化懸念でアメリカン航空やデルタ航空などが大幅安。鉄道株や物流株も値を下げ、ダウ輸送株指数は下げ幅を拡大。半導体関連株の下落も目立ちました。
一方、アナリストによる目標株価の引き上げを好感し高いで電気自動車(EV)のテスラ・モーターズが上昇。投資専門誌バロンズが今後18カ月で株価が4割上昇する可能性を指摘したガラス大手のコーニングがしっかり。エクソンモービルやコノコフィリップスなどの石油株の一角や、種子大手のデュポンやモンサントも堅調でした。
ダウ構成銘柄では、エクソンモービル、デュポン、ベライゾン、プロクター&ギャンブル、ユナイテッドヘルスなどが上昇し、インテル、IBM、シェブロン、シスコシステムズなどが下げました。
NY原油先物(WTI)は反落。5月の中国の貿易統計で輸入額が減少したことから原油需要の鈍化が意識されました。NY金先物は前週後半にかけて3日連続で下げていましたが、この日は為替市場でドルがユーロに対し下落したことを手掛かりに買いが入り4日ぶりに反発しました。
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【2】本日の注目点と話題 **
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◆昨日の日経平均株価は前週末比3円安で小幅続落。上海総合指数は3日連続上昇で年初来高値を更新、約7年5カ月ぶりの高値を切り上げました。
欧米の株式相場はそろって下落。円相場(対ドル)は前日に比べ円高方向で推移しています。
CME日経225先物(円建て)は2万0280円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万0457円と比べ180円ほど安い水準となっています。
◎日経平均株価と上下の節目
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2万0655円 直近高値(5月28日)
2万0507円 一目転換線
2万0500円 心理的節目
2万0484円 5日線
☆2万0457円 昨日終値
2万0280円 CME日経先物
2万0278円 窓下限(5月22日高値)
◆本日は、世の中に出回っている通貨の総量を示す5月のマネーストック、消費マインドの動きが示される5月の消費動向調査の発表が予定されています。
ちなみに消費動向調査では、「暮らし向き」「収入の増え方」「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」などの項目について、今後半年間の見通しを各世帯に5段階評価で尋ね、消費者態度指数を算出します。指数が50以上なら良好と判断されます。尚、4月の消費者態度指数では41.5で、5カ月ぶりに悪化しました。
海外では、5月の中国消費者物価指数(CPI)、5月の中国工業生産者出荷価格指数(PPI)、1~3月期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値、4月の米卸売在庫、4月の米卸売売上高の発表が予定されています。
◎主な決算発表
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08:00 日本ビューホテル(6097)
15:00 ロック・フィールド(2910)
イーブック(3658)
ミライアル(4238)
スバル興業(9632)
丹青社(9743)
シーイーシー(9692)
16:00 ミサワ(3169)
◆その他のトピックは、設備投資の増加・1~3月期GDPを押し上げ、4月の経常黒字は5年ぶり高水準、中ロの領土変更批判・サミット閉幕、バーゼル委が銀行の国債保有に新規制2案、与党過半数割れでトルコ大幅安、米ウォルマートがアマゾン追撃で大型投資、米ネットフリックスが吉本と独自番組、後発薬促進で新薬に追加負担・厚労省検討、確定拠出年金の運用成績が改善。
川重が中国メーカーと産業ロボ合弁、東南アで新車販売の低迷深刻、三井不がタイで大規模マンション、味の素がベトナムで瓶入りジュース、三菱重工と伊藤忠がトルコ原発に出資、パナは運転支援分野を強化、NTTデータが米ITコンサル会社を買収、日産がワゴン型国内タクシー、吉野家が朝食に290円メニュー、AOKIが140店一斉改装、日本プラストが自転車用エアバッグ製造開発事業に参入。
LIXILの今期最終86%減益、海運3社ぼ経常益が円安で上振れ、米国向けコンテナ運賃1割上げ、マクドの5月既存店売上高22%減・16カ月連続減、トーホーの2~4月期純利益85%増、萩原工業は自社株をTOB、リミックスポイントが7月末現在の1株を5株に分割、MDVが6月末現在の1株を4株に分割、松田産業、H・ケー・エス、新日本空調が自社株取得枠設定・・・等々。
◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。
10日(水)
4月の機械受注統計
5月の企業物価指数
5月の米財政収支
週間の米石油在庫統計
11日(木)
4~6月期の法人企業景気予測調査
週間の対内証券売買契約
5月末の東京都心オフィス空室率
4月の産業機械受注額
5月の投信概況
5月の中国工業生産高・小売売上高・固定資産投資など
5月の米小売売上高
5月の輸出入物価指数
4月の米企業在庫
12日(金)
メジャーSQ
4月の第3次産業活動指数
4月の鉱工業生産指数確報・稼働率指数
4月のユーロ圏鉱工業生産
6月の米消費者態度指数速報値
5月の米卸売物価指数
◆今日の高島暦
< 相場の波動 >
突込んでも戻す日 安値あれば買い狙え
<相場高低判断>
突飛の値出ることあり