ヒロろんさんのブログ
本日の市況
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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
20457.19(- 3.71)▼0.02%
◎TOPIX
1661.99(- 5.07)▼0.30%
◎売買高概算 21億1708万株
◎売買代金概算 2兆2881億円
◎時価総額 596兆4944億円
◎値上り銘柄数 856
◎(年初来)新高値 185
◎値下り銘柄数 875
◎(年初来)新安値 5
◎変わらず 154
◎騰落レシオ(25日)
108.84%(前日比0.93%低下)
◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗
○○○○○○○●●○●● 66.7%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+1.87%
75日線比+4.51%
◎為替
(対 ド ル)125.02(前日比0.32円安)
(対ユーロ)139.45(前日比1.14円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
265.2円(+ 1.0円)22012万株
2.東電 <9501>
693円(- 20円)11967万株
3.三菱UFJ<8306>
900.8円(- 5.6円) 8524万株
4.東芝 <6502>
452.8円(+ 3.1円) 4137万株
5.オリコ <8585>
235円(+ 10円) 3982万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
17990円(- 20円) 1061億円
2.東電 <9501>
693円(- 20円) 837億円
3.三菱UFJ<8306>
900.8円(- 5.6円) 773億円
4.トヨタ自 <7203>
8358円(- 112円) 699億円
5.みずほ <8411>
265.2円(+ 1.0円) 588億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り500万株 買い870万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、前週末比3円安の2万0457円で取引終了です。
昨晩のNYダウは56ドル安でしたが、米FRBによる早期利上げ観測から日米金利差拡大の思惑で円相場が1ドル=125円台半ばと1円近く円安に振れたことを好感して朝方は買いが先行。寄付き直後には上げ幅が84円となる場面がありました。ただ、上値を積極的に買い上がる動きは見られず、買い一巡後は手控え気分が強まり、大引けは小幅安となっています。来年のサミットが伊勢志摩で開催決定となり、観光客の増加期待で関連銘柄は軒並み高です。売買代金は概算2兆2881億円、上海総合指数は108ポイント(2.1%)の大幅高で5131です。
業種別では、石油、海運、倉庫、銀行などが高く、電力ガス、空運、精密、鉄鋼、自動車などが下げています。
個別銘柄では、安倍首相が前週末の5日、来年の日本での主要国首脳会議(サミット)を三重県志摩市の賢島(かしこじま)で開催すると発表。これを受けて関連銘柄が軒並み高となり、近鉄系で三重県にバス路線を数多く持つ三重交通グループがストップ高で80円高の518円。
「志摩観光ホテル」などを運営する近鉄GHDが16円高の430円、旅行業界2位で近鉄系のKNTが5円高の171円、三重県トップの地銀の百五銀行が19円高の613円、三重県北部を地盤とする三重銀行が11円高の288円、真珠人気の波及効果期待からTASAKIが210円高の3165円と値を飛ばしています。
眼鏡専門店「JINS」を展開するJINが大幅高で320円高の4925円。前週末に発表した月次販売動向で5月の既存店売上高が前年同月比23%の大幅増となり、業績拡大を期待した買いが入っています。TV放送による集客効果に加えてサングラス販売が好調です。
東北地方でドラッグストアを展開する薬王堂が4日連続高で280円高の3145円と大幅高。前週末の引け後に5月の全店売上高が前年同月比25%増と発表。4月の32%増同様、好調な売り上げを好感した買いが入っています。
その他、業務用スーパーを展開する神戸物産が好業績期待から280円高の5660円、電力向け小型変圧器首位のダイヘンが42円高の702円、宝飾『4℃』のヨンドシーが138円高の2810円、ゼネコンの清水建設が18円高の993円と1000円大台乗せ間近に迫っています。
本日の新高値銘柄は、コムシス、大林組、清水建、東洋紡、日東紡、薬王堂、資生堂、オークマ、ダイフク、タダノ、TDK、ヨンドシー、山九、ファーストリテイ・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[ドイツ証券]
据置き A
(3046)ジェイアイエヌ 3,700→ 5,100円
据置き A
(3382)セブン&アイ 5,100→ 5,700円
[ゴールドマンS証券]
引上げ B→A
(7936)アシックス 2,500→ 4,000円
[野村証券]
据置き A
(4901)富士フイルム 5,187→ 5,835円
引下げ A→B
(2432)DeNA 1,960→ 2,540円
[SMBC日興証券]
据置き A
(2331)綜合警備保障 3,700→ 5,000円
据置き A
(9987)スズケン 4,000→ 4,200円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(1928)積水ハウス 1,930→ 2,360円
据置き A
(4547)キッセイ薬品 6,600円
[みずほ証券]
据置き A
(1802)大林組 910→ 1,070円
引上げ B→A
(1803)清水建設 860→ 1,100円
据置き A
(1820)西松建設 580→ 650円
据置き A
(1893)五洋建設 510→ 610円
据置き A
(1824)前田建設 1,000→ 1,160円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】相場の神様が悟った事 **
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心のあり方によって目に映る風景や対応が違ってくるということは多々あります。例えば投資におきましても然りです。
投資家の心というものは不安定なもので、ちょっとした事で得意になったり、不安になったりしがちで、そうした心理のままに売買をしますと、売るべき時に買ったり、買うべき時に売却したりと、損する方に行きがちです。
「群盲、象を撫でる」との例え話があります。目が見えない人々がいて、ある人は象の腹を撫で「大きな太鼓のようだ」と評し、また別のある人は耳に触れて「大きなうちわのようだ」と言い、足を撫でた人は「太い柱のようだ」と言い、鼻をさわった人は「長い管のようだ」と評したそうです。
自分が触れた部分のみで全体判断をしてしまう愚かしさを例えた話で、視野の狭い考え方では物事の本質を理解できないという意味もあります。
物事の一部にとらわれてしまうと全体が見えなくなってしまい、あるいは見ようともしなくなってしまうというのは、「心のあり方」の問題であり、誰もが陥る可能性がある「予断の罠」です。
禅宗において修行者が悟りを開くための課題として与えられる問題、いわゆる「公案」(禅問答)には次のような話があります。
風になびく幡(はた)を前に二人の僧が言い争っていました。一人は「幡が動いている」と主張し、もう一人は「風が動いている」と主張し互いに譲らなかったそうです。
この様子を見ていた禅師は「是れ風の動くに非ず、是れ幡の動くに非ず、任者が心動くのみ」(風が動くのでもなければ、幡が動くのでもなく、汝らの心が動くのだ)と言ったそうです。これが「風にあらず、幡にあらず」(非風非幡:ひふうひばん)の公案です。
その事象を捉えた心の動きがなければ、幡の揺らぎも風の動きさえも存在しないのではないか・・・
後に「相場の神様」と言われることになる本間宗久はこの公案を聞いて、目に映る何事も心の動きに過ぎないということに気付いたとされ、相場道に開眼したきっかけであったと伝わります。相場を動かすのは材料でもなく、水準でもない、そこにいる人の心こそ重要な要素であると。
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【4】本日の経済指標等の結果 **
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◎1~3月期GDP改定値
前期比1.0%増、年率換算3.9%増と、速報値(前期比0.6%増、年率換算2.4%増)から大幅な上方改定となりました。事前予想も大きく上回り、2014年1~3月期(年率4.4%増)以来の高い伸びとなっています。
速報値に比べ個人消費は横ばいでしたが、設備投資が大きく上方修正されたのが主因で、生活実感に近いちされる名目GDPは年率換算で9.4%増と、バブル期以来の高成長を記録しています。
◎5月の企業倒産
倒産件数は前年比13%減の724件で、5月としては1990年(501件)以来、約25年ぶりの低水準となりました。
◎5月の景気ウオッチャー調査(街角景気)
街角の景気実感を示す現状判断指数は前月比0.3ポイント低下の53.3で、6カ月ぶりに悪化した一方、2~3カ月後の景気を占う先行き判断指数は0.3ポイント上昇の54.5で、6カ月連続の改善となっています。
韓国で5月20日に最初の中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)患者が確認されてから感染が拡大の一途をたどり、隣国の日本も緊張しましたが、最初の患者からの2次感染者が多数発生した平沢聖母病院で新規の感染者が出ていないことなどから、韓国保健当局は本日「第1次の流行終息」を発表しています。