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iサイクル注文両建2か月間まとめと新条件追加

3月からiサイクル注文の両建てデモを行って二ヶ月近く経過しました。
その間に損切りも行われて口座変動の様子も確認できましたので
この辺りで一回まとめたいと思います。

まずは前回の続き、5/11の週と5/18の週の結果からどうぞ。
 決済損益はスワップ込みです。
 
 
----------iサイクル注文同通貨両建て----------

◆米ドル/円両建て
想定変動幅600pips/資金100万/50pips間隔/ポジ12(売り買い共通)
3/12スタート 1万通貨単位


含み損益と累計利益含めた現在の口座状況(300万スタート)


相変わらずコツコツと積み重ねてくれている米ドル/円です。
損切りが今のところ0であり、累計利益は+27万5021円、含み損も-9万9203円と
利益範囲内に収まっており、大変優秀な成績です。

ちなみに本家外為オンラインHPのiサイクル研究室で発表されている成績ランキングでも
1位~4位まで米ドル/円(ロング)が独占しています。
https://www.gaitameonline.com/icycle/lab.html

ちなみに1位が10pips間隔、2位が20pips間隔、3位が30pips間隔、4位が40pips間隔で
1位と2位の差はほぼ2倍近く、それ以降の順位もそれぞれ差が開いていることから
より細かく細かく動く方が大きな利益を叩きだすというのが分かりやすい結果でもあります。
これを見ると損切り回数自体は意外とまちまちなので
相場の流れが完全に変わってしまったような損切りリピートでなければ
多少の損切りがあっても利益の方で十分カバー可能というのが分かります。

最近の米ドル/円はとにかく底堅いのでロングも安定感があったのだと思います。
単純にロングで入るにしても、
初めからきちんとロングに適した通貨を選ぶことも
利益に大きく関わってくるのだと改めて思いました。

一方で両建ての悪い面が出てしまった場合について
大きな損切りが始まるとどうなるか、というのが以下の結果になります。
 
◆ポンド/円両建て
想定変動幅600pips/資金130万/50pips間隔ポジ12(売り買い共通)
3/20スタート 1万通貨単位


 

含み損益と累計利益含めた現在の口座状況(300万スタート)
 
 
今回も損切りの影響で残念ながら原価割れ+含み損という状態です。
 
 
--------iサイクル注文異通貨両建て---------

◆買い→米ドル/円 売り→ユーロ/円
米ドル/円買い:想定変動幅600pips/資金100万/50pips間隔/ポジ12
ユーロ/円売り:想定変動幅700pips/資金130万/50pips間隔/ポジ14
3/17スタート 1万通貨単位
 

含み損益と累計利益含めた現在の口座状況(300万スタート)


此方も損切りがあり、原価割れ+含み損から抜け出せていません。




という訳で、この辺りで両建て結果を一回まとめたいと思います。
 
 
 
まず、両建ての目的を大きく二つに分けて
「ロングでもショートでも利益が欲しい」
「ロングとショートを同時に持って口座を安定させたい」
これをiサイクル注文両建てで可能かどうかを改めて考えてみます。

◆iサイクル注文両建てで、ロングでもショートでも利益が欲しい

サイクル注文は新規が「指値」注文になるので、
一回戻らないと新規注文自体が実行されず、
相場が望む方向に動いても注文が置いていかれてしまうこともあります。
ですがiサイクル注文は逆指値でもインするので
相場の急上昇や急落時にもしっかりついていって利益を逃しません。

なのでiサイクル注文で両建てを行った場合
相場がどちらへ動いても利益となります。
反対方向となるポジションは想定変動幅内であれば
含み損としてそのまま保有して利益確定を待つことになります。

ロングショート両方での利益なので、
約定は単純に片方だけのものの二倍、
想定変動幅内でのレンジが続けば続くほど利益となります。

実際今回行った米ドル/円両建てでは
 ロングの利益累計 +13万5411円
 ショートの利益累計 +13万9610円
という感じでそれぞれ同じくらい頑張ってくれました。
これは両建ての醍醐味ですね。
 
ただしここの『想定変動幅内でのレンジが続けば』という仮定は大前提です。
想定変動幅を超えると損切りが始まるからです。
理由は次の項目にて。

◆iサイクル注文両建てで、ロングとショートを同時に持って口座を安定させたい

通常両建てを行う目的の一つとして
口座内の含み損の変動を緩やかにする、ということがあると思います。
またiサイクル注文の場合は損切りもありますので
それも合わせて片方が含み損もしくは損切りになっても、もう片方が利益になれば
口座も比較的安定しやすいのではないか、という期待があるかもしれません…
というか、私が期待していました。

ですが、実際損切りが始まってみると、損切りはかなり痛いものでした。
損切りは想定変動幅を超えた時に行われるので
想定変動幅と同じpips数が損切りとなります。

今回のポンド/円両建てのように利益幅を50ipis、想定変動幅を600pipsにしていると
想定変動幅を超え続ける限り、+50pipsと-600pipsで
差し引き-550pipsの取引になります。

相場がそこそこで止まってまた足踏みしてくれれば
そこからまた利益を積み重ねることもできると思いますが
例えば金融緩和時のような完全な一方通行になった場合
逆となるポジションはひたすら損切りとなり
その間資金は減り続けることになります。

 参考記事:損切り始まりました iサイクル注文両建てデモ4/20・4/27の週


以前の記事にも書きましたが、
それならどうすればよいかということで
取りあえず二つほど試してみたいと思います。

◆パターン1:損切り額を小さくなるよう設定する

上記の損切りについて、利益50pipsに対して損切り600pipsは
損の方が大き過ぎだろう…ということで、ちょっと設定を調整して
利益150pips、損切り300pipsにしてみます。
これならば通常利益は両建てで150pips×2
損切りが始まっても一回マイナス150pipsで済むので取り返しやすいのではないかと。

ただし、想定変動幅が狭いので
単純に想定変動幅600pipsの時よりも損切り回数自体が増えることは予想されます。
あとは利益と損のどちらが多くなるかですね。

具体的な条件はこちら。
 →ポンド/円両建て 150pips間隔 変動幅300pips ポジ2 対象20万 5/22開始

◆パターン2:両建てではなく、相場に合わせて売り買いを変える

iサイクル注文は相場に追従するのが特徴でもありますが
相場の大きな変動時に起こる損切りリピートを避ける為
相場の転換と思われる所でシステムを止めてマイナス含めて建玉全決済をし
逆向きで入る、ということもやってみたいと思います。

難しいのは「相場の転換と思われる所」を見極めることですが…
取りあえず分かりやすさを優先して日足のMACD(短12長26シグナル9)で
様子を見たいと思います。

具体的な条件はこちら。
 →ポンド/円 50pips間隔 変動幅600pips ポジ12 対象140万 5/22開始


これまで米ドル/円両建て、ポンド/円両建て、異通貨両建てをデモで行ってきましたが
新しい条件を入れるにあたって、流石に全部は手が回らないので
今後は両建ての長所の出ている米ドル/円と
上記2パターンの結果を記事にしていきたいと思います。
ですがポンド/円両建てと異通貨両建てはシステムを止める訳ではないので
またちょこちょこ見てはいくつもりです。
結果はまた記事に致しますので、興味のある方は是非ご覧になってください。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
iサイクル注文に限らず、相場の幸運が舞い込みますようお祈り申し上げます。 

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いつもありがとうございます!

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