まはいさんのブログ

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エイベックス 凄すぎる中期経営計画!

エイベックスが5年振りの事業方針の大転換を発表しました。
5年前の大転換では大儲けして1200株をタダ取りしましたので、今回も注目です。

エイベックス 1年チャート ↓ クリックで拡大

5/14発表の中期経営計画を受けて大きく買われました。
しかし、この程度の評価ではまだまだ足りないと考えます。
なお、5/14発表の決算は4/30発表の修正どおり、新年度は減収減益予想です。

5/15業績と今後の展望←オンデマンド配信リンク
過去の中期経営計画や同業他社の中期経営計画と比較しないと解り辛いですが、「アーティストマネジメント」を枠外へ後退させています。
2010年度からエイベックスは経営方針を転換してアーティスト育成を縮小しましたが、ついに主たる事業から消えました。
アミューズ事業方針←リンク
アミューズは2009年度までのエイベックスの事業方針と同じままです。

ユニバーサルミュージックジャパン←リンク
エイベックスはここ1年、養成所からデビューさせるアーティストを、ユニバーサルミュージックに所属させています。
Da-iCE←公式リンク
大物新人を他社レーベルにしたことで株価が下がったほどですが、今になってエイベックスの戦略が見えてきました。

メジャーレーベル
エイベックスのレコード事業はソニーを抜いて3年連続首位です。
しかし、これは国内で首位と言うだけで、ソニーは世界3大メジャーの第2位です。
世界のレコード市場は、日米欧が突出した市場で、日米欧それぞれにソニーワーナーユニバーサルミュージックという3大メジャーに統合されました。
世界的なレコード市場の統合が終わり、いずれ国内レコード業界もグローバル化することは必至です。
そこで、エイベックスは世界3大メジャー1位のユニバーサルミュージックに付いたようです。
世界3大メジャー3位のワーナーに付いたほうが日米同時展開に有利ですが、やはりエイベックスはユーロ・ビートです。
ソニーと闘うには他に選択肢はありません。

投資方針
なぜかアーティストをユニバーサルミュージックに放出しているので疑義を抱いていましたが、ようやく意味が解りました。
まだ、中期経営計画の神髄が市場に理解されていないようであり、買増したいところです。
しかし、既に1200株保有していて持株のウェイトが高いため、買増しは慎重に進めます。
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