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《タカラ》心筋細胞大量生産



 



自治医科大、パーキンソン病遺伝子治療を開始、タカラバイオが製造



 



2015423 08:05 1pt



 



河野修己



 



 自治医科大学附属病院でパーキンソン病を対象とした遺伝子治療の臨床研究(フェーズI/II)が開始された。2015420日に1例目の投与が行われた。

      

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臨床試験と言うモノはそうそう成功するモノではないが、日経バイオテクに取りあげられたことにちょっと意味がある。と思いませんか?

それも、iPS細胞による治療ではないのです。

じきにiPS細胞による(創薬で?)パーキンソン病の治療臨床試験はあるでしょう。iPS細胞の加工・作製の本家本元のタカラバイオが何故、iPS細胞に対抗?するのか?

タカラバイオはiPS細胞だけで生きてるんじゃあない証拠です。

「遺伝子治療」を幅広く行っている、いや、行える企業なのだと、判断しています。

5月1日には遺伝子抜きで(iPS細胞を経由せずに)6種類の化合物だけで皮膚細胞から神経細胞を作ってしまった京都府立医科大学とタカラバイオは、そのことについての特許を共同名義で申請しているし・・・兎に角タカラバイオって色々出来る。

そう、iPS細胞に依存していない企業です。

レトロネクチンという強い武器も持っている、これは細胞を加工する際に効率よく、そして加工を自在にしてくれるモノで、癌免疫細胞療法にも欠かせないし、勿論iPS細胞作製にも欠かせないであろうモノです。


ああ、それからタカラバイオは「細胞ストック」事業に携わっていて、心筋細胞を大量生産している。大量生産できるのはタカラバイオだけだ、と聞いている。


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