自動車メーカー各社で、衝突被害を軽減する自動ブレーキを量販モデルに標準で装備する動きが加速しているようです。
昨年４月の消費税率引き上げ以降、国内新車販売の不振が続く中、消費者の関心が高い先進安全システムが、市場回復のきっかけとして期待されているためのようです。
トヨタ自動車は４月１日に発売した主力車「カローラ」の新型車に、先進安全システム「トヨタ・セーフティー・センスＣ」を採用、中・上級グレードに標準装備したそうです。
車両前方をレーダーなどで監視し、先行車と衝突しそうになると自動で停止・減速する仕組みで、車線をはみ出しそうになると警報を鳴らす機能もあるそうです。
日米欧で約100万キロの走行テストを実施し、レーダーとカメラを一体化することで、ネックだった価格も抑え、2017年末までに、同様の装備を日米欧で販売するほぼ全ての乗用車に設定するそうです。
日産自動車は５月13日に発売するスポーツ用多目的車（ＳＵＶ）「エクストレイル」のハイブリッド車（ＨＶ）に自動ブレーキを搭載、今秋までに軽自動車を含め主要な量販モデルに標準装備する計画だそうです。
日産によると、自動ブレーキは「年配客や家族が万が一の保険として、搭載車を選ぶケースが多い」とのことで、普及を受け、国土交通省も市販車の自動ブレーキなど予防安全性能を評価する試験に乗り出しているそうです。
富士重工業は自動ブレーキなどの運転支援システム「アイサイト」を他社に先行して導入、設定したモデルの搭載率は現在８割以上になっているそうです。
そこで一部改良して４月21日に発売する主力ワゴン車「レヴォーグ」は標準装備にしたそうです。
カローラについては、ＣＭでも流れていますね。
まさかカローラに自動ブレーキが標準装備になるとは思ってもいませんでした。
7203：8,262円、 7201：1,266円、 7270：3,994.5円
