まはいさんのブログ
ブログ
任天堂 ディー・エヌ・エーを事実上の傘下に
5時からの記者会見を全部視ました。
業務資本提携と言いつつ、全く対等なものではありません。
提携の一番の目的 ↓ クリックで拡大
記者の質問に応えて再度掲げた提携の目的は、任天堂のゲーム人口の拡大です。
黒子に徹しても良いというDeNAの誠意を買って、あまた有る引き合いの中から任天堂が選んだそうです。
DeNA「任天堂さんしか考えられません」
任天堂「いろいろ来てくれてるけどDeNAさんの誠意を買いましょ」
資本提携
第三者割当増資による220億円相当の相互持合ですから、実質的に金銭授受はありません。
その結果、任天堂がDeNAの10%を握る第2位株主になります。
対して、DeNAは任天堂の1.24%を持つだけです。
任天堂「うちのポリシーに沿わないことのないようにDeNAを監視する」
協業において、アイテム課金は有りでも、ガチャ課金はさせないそうです。
投資判断
任天堂に一方的に有利な提携です。
DeNAは、トップ級の開発スタッフを任天堂との協業に投入することまで約束していると公言しました。
本当の意味で、DeNAには誠意以外に買うところが無いのかも知れません。
よって、DeNAは投資対象外にします。
DeNAに投資するくらいなら、10%を握って支配する任天堂に投資したほうが有利です。
-
関連銘柄:
任天堂(7974) ディー・エヌ・エー(2432) -
タグ:
ゲームは好きなんですが、あまりよくこの業界のことを知りません。
規模の拡大も大切かもしれませんが、ゲーマーとしては面白いゲームを世に出すことに注力してほしいものです。
minoQ さん コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりの質問が記者から多く出ました。
「任天堂×DeNA」で何か新しいことがあるのか?
その答えは、任天堂のゲーム機を買えない子どもたちにも携帯端末でマリオの面白さを伝えることができる。
任天堂は、ゲーム機が普及していない発展途上国などを開拓したいようです。
まずマリオを知ってもらい、いつかゲーム機を買いたいと思って欲しい。
DeNAは海外事業の赤字が続いていますが、任天堂の先兵として更なる海外戦線拡大をするようです。
ようするに、任天堂はゲーム機を買う前の子どもを開拓したいので、既にゲーム機を持っている人には意味の無いDeNAとの提携です。
当時の私はmixiが高かったので買えませんでしたが、サイバーとDeNAの株はよく買っていました。
mixiとサイバーは今でも強いですが、DeNAは海外展開してからコケたと思います(^^;
DeNAはオワコン(終わったコンテンツ)から、脱却したかったと思います。
うちの子は5歳から、任天堂の3DSで遊んでいます(^^;
3DSのポケモンと妖怪ウォッチに夢中です。
まだ保育園児ですが、YouTubeの3DS攻略サイトも見ています(笑)
3DSの人気は凄いですよね!
にゃん7 さん コメントありがとうございます。
次の日記に書きましたが、うちの長女は高校に上がります。
だいたい中二くらいで3DSは卒業しました。
任天堂は子ども向けという一般論は正しいようです。
高校生にもなるとPSvitaです。
投資するにあたり、いちおうモバゲー3タイトルほどやってみましたが、ちゃちいですね。
カードやアイテムの集めかたが複雑なだけで、ゲームそのものはワンパターンで極めて単純な運試しです。飽きるし疲れますわぁ。
ところで、パチンコ業界は斜陽ですが、パチンコで一番儲けたのはレコード会社でした。
昔は軍艦マーチでしたが、今では倖田來未や浜崎あゆみやAKB48なので、パチスロ台が裏ではレコード会社の印税収集機として機能しています。
パチンコ屋やパチスロ・メーカーが傾こうがどうしようが、フィーバーして曲が流れるたびに印税がレコード会社に入ります。
ネトゲもパチンコと同じになると見立てています。
ガンダムやアイマスやラブライブなど、運営会社が儲かろうが赤字だろうが、基本無料ゲームでも印税が出版社に入ります。
また、最近のネトゲは声優も使うので、声優プロダクションを抱える出版社には二重に印税が入ります。
DeNAは印税を生むIPが弱いのが致命的です。
任天堂のIPに頼ったところで、ほとんど任天堂に鞘を抜かれるはずです。