東京228堂さんのブログ
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7月23日 YEN漂流
TOPIX 1,757.29 -18.88
日経平均株価 17,963.64 -194.29
大幅下落。日経平均は一日を通して200円前後のマイナスで推移。
結局194円の反落。アメリカ市場が急落しましたし、
為替も急速に円高に動いておりますので仕方がないでしょう。
新興市場もREITも全滅。
為替は対ドル121円を割ったりしております。
中国市場は
香港 ハンセン指数 23,365.56 73.66 +0.32%
中国 上海総合指数 4,213.36 154.51 +3.81%
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 15,732.20 166.65 +1.07%
インド NIFTY指数 4,619.35 53.30 +1.17%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 979.23 -2.08 -0.21%
今日のアジア市場はアメリカや日本が下落したのにけっこうしっかりした
市場が多かったです。中国本土市場が堅調なのが要因かもしれません。
ドバイ市場は
DFM Index 4,306.89 21.52 -0.50%
今日などは急な円高に動いておりますが、
ここ数年為替は円安方向で動いております。
7月7・8・9・11日の四日間、日経新聞に「YEN漂流」という
為替の特集が組まれておりました。
基本的に過度の円安の危険性を訴えております。
特に 11日の「円高恐怖症の呪縛」に注目。
『財務省は1984年から2003年円の間「円の国際化」を訴えてきたが、
それ以降提言発表をやめた。
「円の国際化」に挫折した理由は、
外資による買収におびえ防衛策を強化したりFTAなども遅れ気味、
一向に進まない規制緩和などが原因のようです。
今後少子高齢化が進むとさらに円安が進むとみられる。
またニッセイ基礎研究所は、日本は10年代には経常赤字国になると
予想している。』
結論として「買ってもらえる魅力ある国と通貨を日本も目指すべき」
としている。
下記は長期間の円ドルの推移です。
http://www.nikko.co.jp/bond/market/pdf_stock/monthly/monthly_usd.pdf
2000年から2007年現在までだいたい100円~130円で推移しております。
どの水準が適切なのかは記事には書かれていなかったのですが、
今の為替がいいということではなく、
今後の円安に危機感を持っているようです。
今後の日本に希望を持つのか、海外に活路を見出すのか
投資家としては考えものですねぇ。
それでは今日はこれで失礼します。
少なくともユーロはカバーしておかないとと思ってました。
今日から日記でも為替円ユーロも掲載します。
しかしユーロ高はまだ続きそうですねぇ。