今日はGDPのせいで爆下げ。もちろん、持ち株もほとんど下がっていますが、先日、ちょっとだけ日経ダブルインバースを買っておいたのがわずかな慰め。
で、どうやら10%への増税は先送りでほとんど決まりの雰囲気ですが、Yahooファイナンスを見ると先送りに関してほぼ正反対の記事がありました。
一つは「消費再増税延期はアベノミクスの失敗を意味する」というやつ
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20141117-00062220-diamond-column
これによると、わが国の体質を変える構造改革を行うために、少子高齢化対策を柱とし、社会保障・税一体改革により、これまで高齢者に偏っていた財源を勤労世代にシフトしていくべきということのようです。
少子高齢化対策はもちろん必要だし正論だとは思うけど、これから生まれる赤ちゃんが働くようになるのはせいぜい20年先だからどうなんだかなあ。
もう一つは「増税先送りで「アベノミクス第2幕」が始まる」というもので、ここ
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20141117-00053545-toyo-column
ここでは、急いで増税してもそれで景気回復が止まりデフレ状態に再び近づけば、財政赤字は1990年代以降と同様に増えるだけ。アベノミクスが当初目指していた、経済正常化と脱デフレ路線を徹底する政策に戻ることで、いったんつまずいたアベノミクスが成功する可能性が高まったのではないかというようだけど、イマイチ言いたいことがよく分かりません。
経済って自然災害などをのぞけば人の行動で左右されるはずのに、こうも見解が異なるってのも不思議です。
解散も確実っぽいのですが、今度の選挙ではアベノミクスの成否が争点になるだろうけど、野党がアベノミクスを否定するならぜひとも対案を出しでもらいたいもんです。