武田薬品工業は、ミドリムシ関連の食品などを事業化している有力ベンチャー企業の「ユーグレナ」と包括提携したそうです。
ミドリムシを活用した医薬品や健康食品などを幅広く共同開発していくそうです。
第一弾としてサプリメント「緑の習慣」の通信販売を開始、健康食品事業に本格参入し、今年度は1億3千万円の売り上げを目指すそうです。
動物のような性質も持つ微細な藻類、ミドリムシはユーグレナの和名で、ビタミンやミネラルなど59種の栄養素を含み、健康食品やバイオ燃料などへの活用が期待されているそうです。
ユーグレナ社は、ミドリムシの屋外での大量培養技術を平成17年に確立し、これを用いたさまざまな事業化に取り組み、注目されており、両社は今後、ユーグレナ特有の食物繊維「パラミロン」を使った世界初の一般用医薬品などの共同開発を検討するとのことです。
武田薬品の杉本ヘルスケアカンパニープレジデントは、「高い可能性を持つ素材だ。顧客のニーズをとらえた上で研究開発を進める」と述べた一方、ユーグレナの出雲社長は、「1社では大きなことはできないが、武田と一緒に(研究開発に)取り組んでいく」と語ったそうです。
明日ユーグレナの株価は上がるんでしょうかね。
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