「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングが発表した2014年8月期決算は、営業利益が前年同期より2.8%少ない1304億円、純利益が28.7%減の745億円だったそうです。
2012年に買収した米Jブランド社のジーンズ販売が不振で、営業権など資産の価値を見直し、193億円の減損を計上したそうです。
売上高は21.0%増の1兆3829億円となり、国内のユニクロの売上高は4.7%増で、既存店の客数は減ったものの、値上げや店舗の大型化で補ったようです。
海外の売上高は大幅な新規出店で64.7%増と伸びたそうです。
柳井会長兼社長は買収企業の不振について「今回の損失は一過性で、数年で取り返せる」と話したそうです。
ちなみに、2015年8月期は売上高1兆6000億円、営業利益1800億円の増収増益を予想していて、今後もアジアを中心に積極的な出店で海外ユニクロ事業での増益を見込むようです。
思惑どおり来年は伸びるといいですね。
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