正坊さんのブログ
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この円安 大丈夫かいな
今日は日経平均+178.9ということで、自分の持ち株も大方は上昇しました。一昨日買ったJSDAQ TOP 20(1551)が上げてくれたのがけっこううれしいところです。
で、今迄からすると異常とも思える急激な円安ですが、そのおかげで株が上がるのはいいけど、輸入している原料とか飼料とかの値上がりはこの先の日本経済にマイナス方向に影響するとしか思えません。
だいぶ前からの契約で値段は決まっているとか、為替のヘッジをしているとかはあっても、昔と違って輸出の比率は減っているので、この円安が長く続くとマズイと思うんですけどね。
そういえば以前、円高の介入のときにしこたまドルを買い込んだはずなので、それを今売れば日本国は大儲けと思うのはアタシだけかな?アメリカだって急なドル高はうれしくないだろうから、感謝されるんじゃなかろうか・・・
原材料の値上がりよりもそれに付加価値を付けた製品の値上がり幅のほうが大きくなるので、輸入産品に対する競争力や輸出品の競争力は高まり、トータルでは利益増大方向、物価・賃金上昇方向、景気上昇方向でしょう。
円安は通貨価値の下落であり、金回りの増大なんだから、当然、景気上昇方向なんですよ。
円安のデメリット部分だけ強調する論説は不可解で、円安抑制、景気抑制を意図してる自爆論説と思います。
賃金増加も含めた『理想的な』インフレでの物価上昇→景気上昇ならいいのですが、あまり輸入品が高騰すると一般消費者や中小企業がついていけないんじゃないでしょうか。
私の心配が杞憂に終わることを望みます。