自動車大手8社の2014年4〜6月期決算が出そろい、ダイハツ工業以外の7社が増収増益となるなど好調だったそうです。
国内では消費増税前の駆け込み需要からの反動減で苦戦したメーカーが多かったですが、米国を中心に海外での売り上げを伸ばしたようです。
ただ消費増税の影響は不透明で、海外でも新興国経済の停滞リスクがあり、今後の業績には慎重な見方が多いようです。
各社の収益を押し上げたのは海外での販売台数の増加で、富士重工業は国内は33.2%減だったものの、北米などが好調で全世界では1.3%増、マツダも国内は21%減でしたが、全世界では6%増だったそうです。
ホンダは、昨年9月に発売した新型「フィット」効果が持続し、国内でも販売台数を伸ばし、軽自動車が好調のスズキも、国内外ともに好調だったそうです。
一方、ダイハツは東南アジアなどで苦戦し、世界販売台数をわずかに減らし、大手8社中、唯一減益となったそうです。
今後については慎重な見通しを掲げるメーカーが多く、消費増税の影響や「南米、タイ、ロシアなどでは市場全体の需要が伸びていない」(日産の田川常務執行役員)などと新興国市場の先行きに警戒感を示す声が目立ったようです。
慎重なメーカーが多いようですが、消費増税の影響は意外に小さくなっているような気がするんですが、どうなんでしょうね。
7262:1,776円、 7270:2,939円、 7261:2,494円、 7267:3,520円、 7269:3,360.5円