呑気呆亭さんのブログ

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「サイダー」と「ラムネ」

日本では、「サイダー」も「ラムネ」も 容器が違うだけでほぼ同じような味ですね。 
しかし、元々は別物。

「サイダー」は、「cider」で 
  ドイツやフランスではりんご酒というアルコール飲料
  アメリカでは絞ったままの りんごジュース(舌を刺すような刺激がある)


「ラムネ」は、「レモネード(lemonade、lemon ade)」のなまり
  レモン味のスプライトのような清涼飲料水


日本語として良く使われているのに全く誤解されている英単語の一つが「ベテラン=veteran」。
日本では、「ベテラン運転手」「ベテラン工員」などの用法が普通。

アメリカでは、申請書類などで「Are you a veteran?」等と聞かれることがあります。
日本人には判らないのが当然ですが、これは「退役軍人」の意味。
社会保障で優遇措置があるので、質問項目として良く出て来ます。


屋根瓦は「tile=タイル」。 
日本でタイルと云えば、壁や床を飾る焼き物のことですが、
英語で「tile」と云えば「屋根瓦」を思い浮かべるのが常識。
6件のコメントがあります
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    ママ ウサギさん
    2014/6/22 19:52
    サイダーとラムネの私のイメージは

    サイダーは三ツ矢サイダー、子供の時サイダーやコーラー飲むと
    骨とけるとか誰かに言われた記憶あり
    だから、シュワーつて美味しいけど体にはよくないと思ってました。

    ラムネは、あのビー玉みたいなの押して飲む。
    夏祭りのとき飲む感じです。

    味はラムネの方が少し甘いイメージ・
    サイダーはちゅハイとかジュースを割るのに使うため味は無のイメージです。

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    dendenmusiさん
    2014/6/22 20:02
    こんばんは

    俗に言う和製英語とはまた趣が違いますね
    サイダーもラムネも同じような位置付けで考えてましたが
    国によって違うものなんですね

    シードルはよく見かけますがお酒ですもんね
    イギリスのサイダーはいかにもジンジャーエール系?

    世界探訪している気分です^^
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    呑気呆亭さん
    2014/6/22 20:17

    日本における サイダーラムネ類の定番商品は、

    ◎ アサヒビール系のアサヒ飲料から発売されている三ツ矢サイダー
    ◎ キリンホールディングスの子会社キリンビバレッジから発売されているキリンレモン
    ◎ 日本コカ・コーラから発売されているスプライト

    微妙な味の違いはありますが、どれも似た飲み物ですね。

    ラムネは、マイナーな商品ですが、独特の容器で印象に残ります。
    最近出かけたオーストラリアでも、日本からの輸入品を見かけました。
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    呑気呆亭さん
    2014/6/22 20:46
    dendenmusiさん 今晩は。

    > 俗に言う和製英語とはまた趣が違いますね

    はい、ご指摘の通りです。
    言葉としては正しいのですが、日本で味を再現する段階で変身した
    と考えるのが正しいと思います。
    ラテン語や英語の「cidre cyder cider」は、元はりんご果汁を原料とした飲み物の名前で、ほかって置くだけで自然に発酵するものです。
    ドイツ語の「Apfelwein」は、「リンゴ」+「ワイン」という造語ですね。

    日本に来て化けた食べ物として、「がんもどき」(関西では飛竜頭(ひりゅうず、ひりうず、ひろうす、ひりょうず)と呼ぶ)があります。
    元々は、中国起源の食材で 英語名は「mock duck(=鴨のまがい物)」
    日本語の「鴈もどき」と同じ意味です。
    日本の「がんもどき」からは想像出来ませんが、豆腐を原料にして、鴨の鳥肌まで再現した精進食材です。中華食材店で手に入ります。味も鶏肉(=鴨肉)に似せています。
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    daikonさん
    2014/6/22 22:33
    こんばんは。

    シードルという飲み物もありますね。サイダーと同じかと思いきやそうではなく、アルコール飲料でした。

    ラムネは本来の発音は「レモネード」より「ラムネ」に近いのでしょうか?
    昔の書物には耳で聞いたとおりの発音が記されている例があり、ラムネもそれかなと思ったのですが・・・。
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    呑気呆亭さん
    2014/6/22 23:01
    ダイコンさん 今晩は。

    日記本文の引用文献にもあるように。「シードル」はフランス語読みです。
    ドイツの「Apfelwein=アプフェルヴァイン」とほぼ同じものです。
    リンゴで作ったワインと考えるのが正解でしょう。
    私は、フランクフルトで、マス料理と共に注文した事があります。

    明治時代の英語のカタカナ表記には、ローマ字読みに近い「書生英語」と、
    本来の発音に近い「(人)力車英語」がありますが、ラムネは後者だと思います。
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