コンビニエンスストア各社が、カウンターでコーヒーなどを提供するカフェサービスの強化に乗り出すようです。
集客や「ついで買い」の効果を狙い、各社とも重点戦略に位置付けているようです。
「マチカフェ」ブランドで展開するローソンは、6月から「アイスアールグレイティー」と「アイスミルクティー」の販売を始めるそうです。
トッピング用のゼリーも販売し、太いストローで飲むことで、タピオカドリンクのようなデザート感覚での楽しみ方を提案するそうです。
サークルKサンクスは、店頭コーヒーから一歩進化した喫茶室「K’SCAFE」の併設店を増やし、6月から首都圏などで本格展開するそうです。
ゆったりくつろげる椅子やテーブルを用意し、コーヒーの価格も200~300円程度に設定するそうです。
コンビニカフェの人気を定着させたセブン-イレブン・ジャパンは、ランチタイムなどでOLらが順番待ちをしている状況を改善するそうです。
全国1万6400の全店舗に最低1台のコーヒー抽出マシンを設置していますが、9月をめどに2台設置店を9千店まで増やすそうです。
ファミリーマートは4月にこれまで120円だった「Sサイズ」を、セブンと同じ100円に値下げしたそうです。
店舗へのコーヒー抽出マシンの配備が完了し、価格を引き下げても稼働率を上げれば値下げ分をカバーできると判断し、一気に販売を増やす方針だそうです。
コンビニ各社がカフェに注力するのはついで買い需要の獲得で、そのため、持ち帰りが中心の客に対し、店内の滞在時間を長くする仕掛けにも取り組むようです。
ファミリーマートは、今後の新規出店や改装でイートインコーナーを標準装備にし、パンやデザートなどのついで買いを増やし、客単価のアップを目指すそうです。
実際にコーヒーを買う時に何かを一緒に買う人は多いようですね。
2651:7,310円、 8270:643円、 3382:4,068円、 8028:4,360円