企業が温度や湿度を自動制御して野菜を育てる「植物工場」に相次いで参入しているようです。
太陽光や人工の光を利用し、収穫も天候に左右されず、遊休地の有効活用にもつながるようです。
富士通は、福島県会津若松市にある半導体工場の一部を4億円で植物工場に転用したそうです。
クリーンルーム(8000㎡)のうち2000㎡でリーフレタスを栽培しており、慢性腎臓病などでカリウムの摂取を制限されていても食べることができるそうです。
5月上旬から本格的に出荷し、同市内の病院やスーパーなどに販路を広げるそうです。
製紙大手の王子ホールディングス子会社「王子グリーンリソース」は三重県鈴鹿市に栽培設備を6棟建設し、2月からレタスやセロリを販売しているそうです。
パルプの原料となる苗木を育てる技術を生かしたそうです。
三井物産も山梨県中央市の農業生産法人と共同で、糖度の高いトマトの栽培工場を県内に作るそうです。
来夏に予定している出荷後は全国のスーパーなどで販売し、2017年度には国内最大級の10ヘクタールに工場を拡張するとのことです。
生産コストを安くできるなら、まだまだ参入は続くかもしれませんね。
6702:610円、 3861:439円、 8031:1,479円