株主還元額は４年連続増加の10.3兆円で配当総額は過去最高

[TAROSSAさん]

野村証券によると、企業が2013年度中に１株当たりの価値を高める狙いで実施した自社株買いに配当総額を加えた「株主還元額」が前年度比18％増の10兆3000億円と、４年連続で増加したそうです。

ほぼ同額だった2008年度以来５年ぶりの高水準で、業績の回復を背景に企業が株主還元の姿勢を強めているようです。

 

自社株買いの実施額は同13％増の１兆9000億円で、４年連続の増加だったそうです。

個別案件では、財務省の政府保有株の売却に対応したＮＴＴが実施した約4000億円が最高額で、このほか、りそなホールディングスや任天堂、キヤノンなども1000億円以上の自社株買いを実施したそうです。

 

配当総額は前年度比19％増の8.4兆円となり、初めて８兆円台を突破し過去最高を記録し、株主還元額全体で５年ぶりに10兆円を超えたそうです。

 

2014年度の見通しについて野村証券は、配当額が同９％増の９兆2000億円、自社株買いが同15％増の２兆2000億円と予想し、株主還元額全体では同10％増の11兆4000億円と過去最高を見込んでいるそうです。

 

個人株主としては、どんどん株主還元をしてほしいですね。

 

9432：5,500円、　8308：510円、　7974：11,930円、　7751：3,223円