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アメリカ大統領に必要なのはクレバーさではなくクレイジーさ
きっとプーチンは思っているでしょう・・・経済制裁(笑)と・・・。EUとアメリカはこれまでにロシア高官らのピザ発給停止や渡航制限、さらには資産凍結や外交日程の中止などなど、いろいろな内容を制裁に盛り込んで制裁を実施しているものの、実質的には無意味なものばかりという現実・・・ヽ(`Д´)ノプンプン
しかもオバマ大統領は、テレビインタビューで「(アメリカが)ウクライナで軍事行動に関わることはない」と発言し、外交を通じてロシアとの対立を解消する意向を強調しています。元々、経済制裁とは名ばかりのモノになっているせいで、ロシアのやりたい放題になりつつあり、しかも軍事的には動かないとなると、ますますロシアは増徴しそうです。
なんというかアメリカ大統領に必要なのはクレバーさではなく、クレイジーさだったのではないでしょうか。こうなってくると、戦争にビビるアメリカなんてアメリカじゃないような気すらしてくるので不思議ですヾ(゚Д゚;)ォィォィ
もしもブッシュ前大統領が現役であれば、確実にもっと過激な対抗策を講じていたことでしょう。一方でオバマは軍事衝突だけは避けたい構えで、制裁についても踏み込んだ判断をしていません。まぁアメリカの利益を第一に考えれば一連の行動も理解できますが、個人的にはアメリカの大統領としての資質が欠けているのかなといった感があります。
そして今のウクライナの現状については、一種の紛争状態に陥りつつあります。一部報道によると、ウクライナ国防当局の話として、クリミア半島の中心都市シンフェロポリのウクライナ軍関連施設が覆面の武装集団に襲われ、兵士1人が死亡、もう1人が負傷し、施設が占拠されて複数の兵士が監禁されたとしています。
これはロシア軍と見られており、クリミア南部ヤルタでも、ウクライナ軍大佐が一時拉致されるなど各地でウクライナ軍施設の襲撃が行われているようです。そしてこの一連の流れから、ウクライナもついに武器使用を認める発表をするにいたりました。
現時点ではまだ小競り合いといった程度ではありますが、ここから衝突が本格化するようだといよいよ戦争といった形になる可能性も出てくるでしょう。
というわけで、なかなか具体策を打ち出せないアメリカをよそに、ロシアは着々とクリミア半島を実効支配しています。まぁ結局は優柔不断なオバマ大統領の外交政策が失敗に終わったといえるのかもしれませんね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー
今後については、アメリカのオバマ大統領とドイツのメルケル首相はロシアを強く非難した上で追加制裁について言及しています。どこまで実効性圧力のある制裁を行えるかどうかがポイントとなります。
日程的にはまず、20日のEU首脳会議で欧州の経済制裁内容が決まってくるほか、24日から行われる核保安サミットでG8(主要国首脳会議)は、ロシアを抜いた主要7ヵ国による対露制裁強化への検討が行われる模様。特に核サミットでは中国を引き込めれば、ロシアをほぼ孤立させることが可能なので、その辺がポイントとなりそうです。
まぁもっと具体的な制裁、つまりEUであればロシアのガス輸入禁止、アメリカであれば対露投資の停止など、本格的に取り組んでいかない限りはウクライナの実効支配は続きそうです。
とりあえず今日明日中にEUでの対応というのは決定されるかと思いますので、その辺に注目しながら相場と合わせてみていきたいです。
ウクライナ情勢については大体こんな感じです。そしてドル・円相場のほうは相変わらず膠着状態ですね。やはり様子見ムードが強く、材料待ちといったところでしょうか。
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1件のコメントがあります
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jojuさん2014/3/21 21:16どうもです。やっぱり必要なのはクレバーさでしょう。普通にクレバーならば、ロシアなど発展途上国との話し合いのためにはまず大量の軍の投入=力の均衡が必要と分かるはずですから、、。これは過激でも何でもなく国際政治の常識。