ドル円/研究所さんのブログ

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ドル円の来週の見通し 3/10(月)~3/14(金)

ドル円の来週の見通し

http://usdkenkyusyo.livedoor.biz/


★ドル円の見通し★
ビッグイベント米2月雇用統計の結果は
ポジティブサプライズ。
一番驚いたのは、米労働省から
寒波・悪天候による就業不能となった
非農業部門雇用者数が60.1万人と発表されたこと。
この数字は、先月の雇用統計直後に発表された26.2万人と比べて2倍以上。
仮に悪天候が無ければ、驚愕の結果が出ていたことになる。
この発表を受けて、ドル円は104円をあっさり付けてもおかしくないのだが
103円75銭へ上昇後、一時103円12銭まで急降下するなど
利食いと片付けるには不可解な動き。
米10年債利回りが頭打ちとなった事も後付けの材料。
結局は、103円80銭から上に厚い売りオーダーがありそうだが
オプション絡みの売りが出ている可能性もあり
来週の攻防戦から目が離せない。
チャートでは
ウクライナ情勢の緊迫化が後退した後
ドル円は月曜日から金曜日まで5連騰。
月曜安値101円18銭から金曜高値103円75銭まで上昇。
6連騰以上は、1年に何度も起こることではない為
どこで、ピークを付けるか注意しておきたい。
なお、一目均衡表では
来週火曜日~水曜日に雲のねじれが発生。
相場転換サインとなることがあり、こちらも要チェックとなる。
104円に向けてのレジスタンスとしては
1.3月7日高値103円75銭
2.昨年12月13日高値103円91銭がポイント。
逆にサポートとしては
1.3月7日NY午後安値103円11銭
2.一目均衡表・雲の上限102円95銭
3.3月7日安値102
円82銭
4.一目均衡表・雲の下限102円71銭に注目。
★中国2月貿易収支★

8日(土)発表された
中国2月貿易収支は
市場予想+145億ドルに反して-229.8億ドル。
(輸出:市場予想+7.5% 結果-18.1%)
(輸入:市場予想+7.6% 結果+10.1%)
★中国2月消費者物価指数、中国2月生産者物価指数
9日(日)発表された
中国2月消費者物価指数 市場予想(+2.1%) 結果(+2.0%)
中国2月生産者物価指数 市場予想(-1.9%) 結果(-2.0%)
3指標いずれも市場予想を下回っており
週明け月曜日、豪ドルへの影響に注意。

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