天地人さんのブログ

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第一実業 2014年3月期 3Q決算発表

続いてやっと今週分、まずは火曜に発表された8059 第一実業の3Q決算です(→リンク)。

早速、決算の内容をチェック。

20143Q    売上;856.7億 営利;18.8億 経利;21.8億  当期純利;10.9億
2014通(予想)売上;1300.0億 営利;46.0億  経利;48.0億  当期純利;30.0億
20133Q(前年)売上;885.0億 営利;26.6億 経利;29.9億 当期純利;16.7億

中間は前年同期比で売上3.2%減、営業利益は29.0%減と減収減益。売上は中間時点では前年比プラスでしたが、3Qだけで見ると10%以上の減収で、3Q累計でも前年割れになってしまいました。営業利益も、3Qはまた1Qのように営業赤字に転落。2Q&4Q偏重型の会社とは言え、なかなかきびしい決算内容です。

セグメント別の業績を見ると、プラント・エネルギー事業は前年同期比でプラスに転じて売上4.4%増、ただし営業利益は25.9%減。エレクトロニクス事業は引き続き横ばいで売上0.4%増、ただし14.0%の減益。産業機械事業は自動車業界向けの設備需要が伸びたとあるものの売上はマイナスに転じて8.8%減、ただし営業利益は増えて8.5%増となりました。どの事業も前年3Qを下回っており、何か特定の事業が足を引っ張ったという事ではないみたいですね。

ファクトシートの方に受注高があるので押さえておきたいと思いますが、3Qまでの累計受注高は前年比3.0%の増加です。飛び抜けて良いという数字ではありませんが、受注が前年を上回っていると少し安心できますね。

株価は昨年末から地味に上昇していたものの、最近の急落で元に戻ってしまいました。業績に下振れリスクはありますが、今の株価水準は今期予想PERで8倍と安いので、リスクも限られているであろう・・・という事で、引き続きホールドでいきます。
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