ソフトバンクの孫社長が、米連邦通信委員会(FCC)のウィーラー委員長と会談したと、複数の米メディアが伝え、ソフトバンクが傘下の米携帯電話3位スプリントを通じ、同4位TモバイルUSを買収する計画を進めていることに対し、米国の通信行政トップであるウィーラー氏は難色を示したそうです。
この買収計画が実現すれば、契約件数ベースで、ベライゾン・ワイヤレスとAT&Tの2強に迫りますが、FCCなど米国の規制当局が認めるかどうかが焦点の一つとなっているようです。
スプリントが買収すると米携帯市場は大手4社が3社に減ることもあって、米司法省幹部は1月30日、「非常に厳しい審査になる」との見通しを米紙に述べたそうです。
通信行政と独占禁止法の当局がともに業界再編に高いハードルを掲げる可能性を示唆したとのことです。
これでTモバイル買収は難しくなってきたかもしれませんね。
でも、日経平均株価が暴落するなか、今日のソフトバンクの株価は上がったんですね。
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