funt-mys4さんのブログ
世界のお金の流れ~、~、~。
ECB、リファイナンス金利を過去最低の0.25%に引き下げたにもかかわらず、
早くも麻酔が覚めて、低インフレを止められず、
フランス、ドイツ、イギリスを含め欧州圏は市場が低迷しています。
ただ、1年間で見れば、フランスは16%程度、イギリスは10%程度、ドイツは17%程度、の株式上昇が見込まれている。
株式市場には「リスクプレミアム」(リスクの大きさに対する市場の評価)が平均5%程度存在するとされているので、実質上昇率はフランス=11%、イギリス=5%、ドイツ=12% 程度となり、
欧州投資家の国内投資が非効率であるとの判断が予想され、市場から現金で引き上げるリスクオフに動いているようです。
米国のNYダウは年間で13%程度の上昇見込み(18%-5%=13%)となりそうだが、この程度の上昇率ではFRBも金融緩和縮小が早期に実施できないジレンマを抱えている。
縮小を強行したら、国債が高騰して市場金利を押し上げ、悪性インフレを起こしかねない。
世界を見渡して、投資効率がいい国が有れば置き換えたい投資家は大勢いることでしょう。
中国は高度成長の後遺症で不動産バブルが各主要都市で顕著化してきたので、いつ利上げに踏み切るかは時間の問題と言われていて、市場縮小は避けられないと見られている。
韓国は国策でウォン安を誘導してきたが、ここにきてウォン高へ巻き戻しが始まると、全ての輸出企業が強いショック状態になり、利益を確保できなくなってきた。それを日本のデフレ政策のせいにして、首脳会談すら実施されないほどダメージは大きい。
他の新興国や発展途上国は、近く行われることが決定的な米国FRBの金融緩和縮小で、投資ドルの引き上げ恐怖に萎縮して、株式市場は硬直状態です。
貴金属や石油の先物も、ここに来て下落基調で、空売りも限度があってリスクが高すぎる。
このように、世界を俯瞰(ふかん)すると、各国の投資資金が高効率な落ち着き先を求めているように見えるが、これといった場所が見つからないのが現状か。
本日はネガティブな思考回路で考察しましたが、やっぱりこれでは成長できませんね。
日本のアベノミクスが世界の思考をポジティブに転換できるほどインパクトを与えてほしいと、
強く期待します。
そのためにも私は゛チャレンジ投資家”になります。(いいすぎました)