funt-mys4さんのブログ
NY先物での貴金属の急落が意味するものとは・・・。
ニューヨークで先物貴金属が急落している。
GOLD
シルバー
プラチナ
GOLDは中国やインドの需要に支えられて価格を維持しているところが有るが、
通貨としての指標が有りますね。
急落が意味するものは、世界の取引が米ドルであることも手伝って、
米ドルの価値が上昇し、金利が上昇する傾向があるとき、世界では金を売って米ドルに戻します。
そして次は、リスク資産の株式に戻ります。
よって 、
債務上限問題は織り込んで、次は金融緩和縮小時期に移行した模様です。
しばらくの間、米ドルは円に対し切り上げで動くことが予想できます。
米国の景気回復が現実のものになれば、日本にとどまらず世界の需給バランスが正常な流れに集約され、長期成長期に入ります。
かなり希望的な観測に対し、楽天家の夢物語と思われる方もおられるでしょうが、何人かのエコノミストが5年以上前から予告されています。
景気の波はその時々のサイクルに類似した韻を踏みながら繰り返すのが実証されています。
株価を予測する罫線も、古くから典型的は形状は次の予測の判断材料にされています。
今も昔も、人間が取引に関与すると、似たような波を形成する統計学でもあります。
スーパーコンピューターによる高頻度取引「HFT(High Frequency Trading)」にしても、
所詮、人がプログラムしているため、結果は似たようなものです。
そのサイクルを信用すると、今後20年間は、特に日本の景気は右肩に上昇していく傾向にあります。
それはすなわち、米国の景気も同軸線上に成長していくと言うことです。
米国は十分に株価が上昇していて、これ以上上昇余地はないとの意見も有るが、分析が甘いですね。
米国景気はここ20年間低迷期にあります。この国の景況指標では日々1%~2%程度の株価上昇は子供のお遊び程度です。
世界最大の一般消費の原動力はまだまだ小学生程度だと言うことです。
そしてここにきて、中国の成長が世界を凌駕しつつあります。
習近平になって、成長率が7%台に低下し、成長は鈍化、ミニバブル崩壊危機に有ると喧伝されているが、私は信用しません。
それは、習近平総書記の国家戦略を見れば明らかです。
そもそも、10%の経済成長なんていつまでも継続しないのは、歴史を知れば明らかなことです。
バブル崩壊履歴を研究し、二の舞を踏む前に次の戦略を立てる程度の知恵は有ります。
なにせ共産党独裁国家では法律の変更なんてたやすく、鶴の一声で出来ます。
総合的にみて、アベノミクスが成功し、デフレ脱却を果たせば、日本の将来は長期的に明るいと言うことが判断できます。
投資家は長期的視野に立って、短期にしろ中期にしろ取引に生かすことが重要なのですね。