木下 晃伸さんのブログ
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【投資脳のつくり方】NY株上昇、原油下落に反応
●みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。
●それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。
本日もよろしくお願い申し上げます。
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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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☆雑誌「マネージャパン」ホームページもぜひご覧ください!
>>http://www.sscom.co.jp/money/
2008年5月2日(金)本日お伝えする内容はこちら!
1.NY株上昇、原油下落に反応
2.新生GM、本拠地は新興国
3.エミレーツ航空、最高益
>>http://www.terunobu-kinoshita.com/20080502-toushinou.pdf
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■編集後記
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●ゴールデンウィーク
明日より、四連休ですね。いかがお過ごしの予定でしょうか?
私は、我が家のちびっこギャングと格闘し、ぐったりする日となり
そうです。
後は、忙しさにかまけて読めていない本を読もうかと思っています。
特に、洋書がたまっているので、なんとか片付けたいと思います。
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analyst_mail1@yahoo.co.jp
( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )
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■本文テキストはこちらから!
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1.NY株上昇、原油下落に反応
●ダウ工業株三十種平均が4ヶ月ぶりに13,000ドル台を回復
●原油安に伴い、買い安心感が広がった
●米経済は心配したほど悪くないのか?
1日の米株式市場でダウ工業株三十種平均が4ヶ月ぶりに13,000ドルの大台を回復した。これを受け、翌2日の日本株も前日比282円高の14,049円と同じく、14,000円台を回復した。
安心感が漂う中で、世界的な株高となっている。2日のインド、センセックス指数は17,600ポイントと3月中旬の底値から18.8%もの上昇となっている。ブラジルのボベスパ指数は、67,868ポイントと最高値を更新した。
4月の独立を機に、プレミアムメールマガジン「木下晃伸をファンドマネジャーに雇いませんか」をスタートしている。そのうち世界株を扱う「プラチナリポート」では、私自身がファンドマネジャーであれば、こういった売買を行うだろうというモデルポートフォリオを公開している。私が客員アナリストを務める株式会社フィスコ(ヘラクレス:3807)算定による基準価額は、10,469円と安定した推移となっている。
かつては富裕層にしか認められていなかった世界に投資するというダイナミズムを今では誰でも簡単に行うことができる。また、実際に現地を眼で見ることで、投資の確度も増す。
同リポートにご興味ある方は、【プラチナリポート問い合わせ20080502】と題しお問い合わせいただきたい。
toiawase@terunobu-kinoshita.com
2.新生GM、本拠地は新興国
●米ゼネラルモーターズの直近決算は32億ドルを超える赤字
●米フォード・モーターは三・四半期ぶりに最終黒字に転換
●トヨタと世界販売台数トップを競うGMはどうなるのか?
米ゼネラル・モーターズ(GM)の2008年1-3月期決算は最終赤字が32億5,100万ドルとなった。しかし、中南米など新興市場での自動車販売は好調だ。
4月30日の決算発表会見でレイ・ヤングCFOは「公平に見て新興市場でGMは強い」と発言した。北米こそ業績が悪化しているものの、ブラジルなど新興国市場の自動車事業は堅調だからだ。
しかし、株価はおぼつかない。すでに1-3月期決算で、三・四半期ぶりに最終黒字に転換し、リストラ効果が出始めているフォードとの株価の乖離は非常に大きくなっている。
フォードとGM比較チャート(3ヶ月)
http://finance.yahoo.com/q/bc?t=3m&s=GM&l=on&z=m&q=l&c=f
ただし、本業で儲けている企業は、いずれ復活する。たしかに、GMは金融子会社GMACや関連子会社の支援による損失などがあるため見栄えは悪い。しかし、新興国への足がかりは、トヨタ自動車よりも強い可能性がある。主戦場が新興国市場に移る中で、日本の自動車メーカーは、かつて半導体メーカーが歩んだように、強い日本連合ではなくなる可能性もある。GMの今後の展開は、投資対象を探る上でも注目する必要がある。
3.エミレーツ航空、最高益
●UAEドバイのエミレーツ航空は、純利益が最高になったと発表
●ドバイと米欧を結ぶ路線の乗客数が目立って増えた
●保有機数を4月末の115機から2010年までに163機に増やす予定
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイのエミレーツ航空は2008年3月期の純利益が前期比62%増の13億7,000万ドルと過去最高になったと発表した。乗客数は同21%増の2,120万人。ドバイと米欧を結ぶ路線の乗客数が目立って増え、売上増につながった。
一方の日本はと言えば、日本航空の2008年3月期の連結業績は大幅に上方修正したものの、当期純利益は160億円。実にエミレーツ航空の8分の1の規模に過ぎない。
日本に魅力があれば、もっと人を呼び込める可能性もある。しかし、それは現実的に難しくなっている。経済大国第2位という言葉があるが、すでにその実感は無い。
実際、世界の時価総額ランキングを見てみると、日本最大のトヨタ自動車は世界で第29位。100社の中に日本企業はたった2社しかランクインしていない。米国、中国、スペイン、インド、ブラジルなどなど、先進国から新興国に至るまで幅広い企業が世界のトップ100を構成している。
世界の小国である日本は、積極的に世界と関わっていく必要がある。投資もまったく同じだろう。魅力ある地域に飛行機で飛ぶように、魅力ある地域にマネーを動かせばいいだけだ。
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