NTTは、所在が分からない株主4万7000人分の株式45万株を処分するそうです。
該当する株主の氏名や住所などを24日付で電子公告し、2014年1月6日までに異議の申し立てがなければ同月7日以降に市場で売却するか自社株として買い取るそうです。
NTTは所在不明株主の株式を口座を設けて管理しており、その事務コストなどを減らす狙いがあるようです。
NTTによると所在不明株主の数は全体の4.3%、発行済み株式総数のおよそ0.03%にのぼるそうです。
株主名簿に記載している住所に株主総会の招集通知を送っても届かなかったり、剰余金の配当金を受けとっていなかったりする状態が5年以上続いた株主が対象で、1月7日以降の株価水準に応じて処分価格を決定するそうです。
NTTは2009年の株券電子化をきっかけに株式の名義を確定する作業などを進めてきたそうですが「年を追うごとに所在不明株主が増えていった」ため、処分に踏み切るとのことです。
所在不明株主の株式については、8月に京王電鉄が14万4199株を1億円強で自社株として買い取ったほか、丸紅が12月3日以降に売却または買い取りすることを発表しているそうです。
すごい人数ですね。
みんかぶの方々には関係ないと思いますが、自身が所在不明株主になっていないか、再チェックした方がいいかもしれませんね。
9432:5,110円、 9008:728円、 8002:768円