証券大手5社の2013年4~6月期決算がでそろい、株式市場の活況で株式取引や投資信託販売の手数料収入が伸び、野村ホールディングスの純利益が前年同期の約35倍となるなど、5社そろって大幅な増益となったそうです。
大和証券グループ本社の純利益は、四半期決算の発表を始めた1999年10~12月期以降で最高を記録したそうです。
国内の個人向け部門が各社とも好調で、野村は前年の6.7倍、大和は5.8倍の利益を稼いだそうです。
なかでも投信販売手数料は三菱UFJ証券HDで3倍、SMBC日興証券で2.3倍と大きく伸びたそうです。
新規株式上場など企業の資金調達も活発で、法人向け部門も堅調だったそうです。
5月下旬に国内の株式市場が急落した影響で各社とも一時的に収益が減りましたが、6月中旬以降は立ち直り、7月も回復傾向を維持しているようです。
一方、海外部門は相変わらず苦戦中で、米国の長期金利が乱高下した影響から、特に米国での債券事業の収益が悪化しており、人員削減などのリストラ効果もまだ道半ばで、野村は137億円、大和は16億円の赤字だったそうです。
証券会社は絶好調ですね。
これからもこの勢いが続くといいですね。
8604:747円、 8601:836円、 8306:601円