三井物産や東日本旅客鉄道(JR東日本)など少なくとも13社が再上場した日本航空株を取得していたそうです。
日航は2010年2月に上場廃止となり、2012年9月に再上場しましたが、日航は経営破綻後に業績が急回復したこともあり、各社とも株式保有で取引強化を目指しているようです。
2012年度の有価証券報告書で判明したものであり、過去に株式を保有していて、破綻前後に損失計上を迫られた企業も少なくないようです。
三井物産は日航に航空機部品を納入しており、幅広い分野で取引強化を目指すようです。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスも傘下の三井住友海上火災保険が機材などの保険を引き受けているそうです。
三越伊勢丹ホールディングスも外商部門が日航と取引があるそうです。
集客強化を目指すのがJR東日本や東武鉄道で、JR東日本はクレジットカード事業や観光などで日航との協業強化を狙うようです。
日航は東武鉄道の東京スカイツリーやオリエンタルランド(OLC)が運営する東京ディズニーリゾートの施設のスポンサーであり、東武とOLCはそれぞれ日航株を取得することで、空路による地方からの集客拡大を狙っているようです。
東京急行電鉄や京王電鉄も出資しているそうです。
以前日記にも書きましたが、日本航空もJR東日本、OLC、東京急行電鉄、三越伊勢丹ホールディングス、東武鉄道の株式を取得しており、持合い的な要素もありますね。
9201:5,310円、 8031:1,319円、 9020:8,300円、 8725:2,808円、 3099:1,436円、
9001:536円、 4661:15,920円、 9005:697円、 9008:710円