Abe_Reiji-2013さんのブログ
米国の失業率上昇は報道の見出しの半分以下
先週末の6月7日の米国市場は雇用統計の結果を受けて、株価が大幅に上昇したようですね。
「景気が回復しているが、FRBが金融緩和を縮小するほど良くなかった」というのがその理由のようです。
こうした判断が広がった理由のひとつとして失業率が7.6%と前月の7.5%から0.1ポイント上昇したと報じられたことがあるらしい。
ところが、これは小数点以下の2桁以下の値を四捨五入したことで失業率の上昇が過剰に強調されているらようだ。
細かく見ると7.510%から7.555%に上昇したので、実は0.045ポイントの上昇と報道の半分以下というのが本当の数字とのこと。
つまり、市場参加者が考えているほど金融緩和の水準を維持するようなものではないのだ。
そのせいか、この雇用統計の数値発表後の日本時間6月8日2:59のダウ・ジョーンズの報道によれば、経済専門チャンネルCNBCに出演したグリーンスパン前議長が「FRBがQE3の縮小を開始すべきだ」と発言したそうである。
もちろん、現職ではないグリーンスパン前議長の発言であるから、現在のFRBの政策決定には直接の影響はないだろう。
しかし、米大統領経済諮問委員会(CEA)のクルーガー委員長が「今回の雇用統計で米経済の回復が継続していることが一段と確認された」と発言していることから判る通り、米国当局は景気回復していると見ているのも事実なのだ。
何しろ、この雇用統計の対象期間は米国連邦政府が強制歳出削減に追い込まれて公的雇用が減少している中でのものでもあるからだ。
つまり、強制歳出削減が終われば一段と雇用者数が増える可能性があるといえる数字なのである。
そうした点を考慮すれば、「このまま雇用改善ペースが順調に進めば、FRBは9月にも緩和縮小に動く」との観測は決して無視できるものではないだろう。
このように色々なことを見ていくとこの先も米国の量的緩和を巡る思惑が入り乱れ、その度に相場の流れが変化するリスクが残りそうに感じます。
こんばんは!
今日は平均株価のチャートを見てみたら、寄り天にならずに済んでいますね。
また、ファーストリテイリングとファナックという日経平均寄与度が上位となることが多い銘柄が下がっていた時間帯にも日経平均が下がらなかったのは良い形といえそうです。
ただ、今回の前日比の上昇が2008年10月以来…というのは、ちょっと気掛かりです。
正直なところ、今一今日の動きがわからなかったので、先週末と同様に調べてみました…あまり明日以降は安心出来なさそう…というのが私個人としての見立てになっています。
本当は明日も上がって欲しいのですが、妙な上げ方に思えます。
Abe_Reiji-2013 さん、こんばんは。^^
日経は今日の最高値で終わりましたね。
そうですね…私も寄り天にならないことを祈っていますし、週の前半の戻りがどれ位になるのかで、先週末の下落で追証になった人達が期日までに回復して売らずに済むのかも注目しています。
通常は追証の期限は4営業日の筈だから、それまでに…というところは気にしておく必要があると思っています。
もっともそうやって追証で安く叩き売らされるのを逆に買い向うのはお値打ちで買う側としては良い仕込みに成るかもしれません。
こんばんは
寄り天にならないといいのですが・・・。
>米国以外では日本市場が動く材料になりやすいのが、中国がらみの話だから、確かに貿易統計の件は要注意ですね。
仰る通りですね。
為替等も見ながら、敏感に相場も反応しそうですね。
こんばんは!
そうそう、グリーンスパン前議長がいまだに経済専門チャネルにも登場しているという辺りにも、彼の影響力の大きさが表れていますね。
米国以外では日本市場が動く材料になりやすいのが、中国がらみの話だから、確かに貿易統計の件は要注意ですね。
明日も朝型の寄付きは上がっても、そこからの流れが上向かないと安心できませんから、注意深く見ないといけませんね。
10時以降の波乱を避けられるかどうかが注目ですね。
こんばんは。
グリンスパンさんの影響力凄いので、要注意です。
中国の貿易統計ひどいので。
明日は大荒れでしょう。