半導体の優等生・ロームまでもが上場以来初めての営業赤字転落

TAROSSAさん
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ロームは2日、システムLSI(高密度集積回路)事業の不振が響き、2013年3月期連結決算の営業損益が従来予想の15億円の黒字から9億円の赤字になるそうです。

営業赤字は1983年の上場以来初めてで、連結最終損失は110億円から約4.8倍拡大して524億円になるそうです。

 

トランジスタなどを生産する茨城県つくば市の工場を6月30日に閉鎖、従業員約80人(2月末時点)は全員解雇するそうです。

 

営業赤字は、製品在庫の評価額を引き下げたためで、システムLSIの生産設備などの価値を見直して533億円の特別損失を計上、純損失が大幅に悪化するそうです。

宮城県大衡村や浜松市などの工場設備が減損の対象になったようです。

 

つくば市の工場を運営する完全子会社の「ロームつくば」は解散し、解雇する従業員には割り増し退職金を支払うそうですが、業績への影響は軽微とのことです。

 

半導体関連は厳しそうですね。

 

6963:3,380円

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