福岡証券取引所の3月の売買代金が148億2600万円となり、名古屋証券取引所の117億5400万円を抜いたそうです。
2003年3月に、立会外で大口取引があった福証が名証を上回ったことがあるそうですが、これを除くと実質初めてではないかとのことです。
安倍政権の「アベノミクス」の影響で証券市場は活況で、福証が“追い風”をとらえた格好となったようです。
福証の売買代金は最近数年は名証の10分の1程度だったのが、政権交代した昨年12月から月別代金が急増しているそうです。
メガソーラーのパネル用架台を製造する日創プロニティ(福岡市)や、業績が堅調な包装資材製造のタイセイ(大分県津久見市)などが上場する新興企業向け市場、Qボードが引っ張っているようです。
市場関係者は、福証活況の理由を「東証の上昇で、投資家の注目が地方市場の中小型株にも集まるようになった」と分析し、さらに「比較的知名度が低く、割安感もあった九州の企業の株に物色の手が広がっている」とみているようです。
名証と東証両方に上場している会社なら、たいていは東証で買いますね。
名証にもセントレックスがありますが、Qボードほどの牽引力がないんでしょうかね。
3440:16,400円、 3359:1,445円