まはいさんのブログ

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イベント投資 ニコニコ動画ビッグウェーブ

今日は持株が58,612円値下りしました。
今日はエイベックスを300株買い増しました。
2/28の日記に「確信めいた予測」と書いたとおりの展開なのに、なんで予測したときに買い増ししてなかったのか後悔です。

ビッグウェーブ
ドワンゴ子会社でニコニコ動画を運営するニワンゴを、ひろゆきが退任するときに言い残したビッグウェーブの意味を何となく掴めてきました。
「もののけ姫」の重大発表会で、ひろゆきが退任した意図が見えてきました。
取締役管理人ひろゆきの居なくなったニコニコ動画の争奪戦は面白そうなイベントです。

3/4関係会社の異動←dwangoリリース・リンク
エイベックスドワンゴ株式16,326株(議決権の8%)を1株234,425円で角川書店日本テレビに4%ずつ売却します。
これにより、ドワンゴエイベックスの連結から外れます。

3/4ドワンゴとの資本提携強化と業務提携の継続興隆に関するお知らせ←角川リリース・リンク
日本テレビの参入は想定外でしたが、私の読み通りエイベックスから角川書店へのニコニコ動画支配の動きとなりました。
それにしても、角川書店のリリース文面はニコニコ動画しか書いていません。
ドワンゴはただの親会社で、本当に欲しいのはニコニコ動画であることを素直に表明しています。
角川書店は川上会長に次ぐ第2位株主になります。
次の展開は、エイベックスから買い増して筆頭株主となる動きでしょう。
しかし、私の想定していたスピード感を上回る急展開です。
対応を急がなくては取りこぼします。

もののけ姫
日本テレビが狙っているのはニコニコ生放送のように感じます。
重大発表会に、さっそくアナウンサーを送り込んできました。
しかし、重大発表が「もののけ姫」舞台化ということには落胆しました。
川上会長は、経営そっちのけでジブリに弟子入りしていますが、遊びすぎです。

3/4増配←avexリリース・リンク
JYJ敗訴で持ち越しになった増配が、ドワンゴ売却で期待通りとなりました。

avexお家騒動決着
荒木 隆司を筆頭株主の力でドワンゴ社長に押し込み、ドワンゴごと売却する…、という筋書きなら最高です。
もしその筋書きなら、エイベックスは残るドワンゴ株式も早めに売却することになります。
お家騒動の真実は解りませんが、エイベックス投資で最大のリスクが大きく後退しました。
いずれにしても、エイベックスが事業展開に不要となったドワンゴを早めに売却することは理に適っています。

投資方針
角川書店が本気でニコニコ動画を取りに来たことは察知していましたが、想定外の日本テレビの参入でエイベックスにしてみれば売り手が増えました。
全く紳士的ではないエイベックスだから、残りのドワンゴ株式をより高く売ることができます。
エイベックス
角川書店
日本テレビ
ドワンゴ

この4社のうち、確実に利益を手にするのはエイベックスです。
続いて、スカイスクレイパーを子会社化した角川書店が将来価値を得そうですが、日本テレビの参入で株価が騰がり、将来価値をエイベックスに掠われる可能性が有ります。
ドワンゴは会社自体に影響は無いですが、株主にはTOBの期待が持てる場面も想定されます。
まずエイベックス
お家騒動のリスクが減退したうえに増配、そして手持ちのドワンゴ株式を更に高く売り抜ける可能性が高いです。
本業と言えるまでに育った映像配信事業は右肩上がりです。
ドワンゴ株式売却で過去のプロモーション失敗で積上がった有利子負債も整理されます。
次に角川書店
ニコニコ動画の外堀を埋めて、いよいよ本丸を狙える第2位株主になりましたが、川上会長の気まぐれという最大のリスクが残っています。
押さえを入れつつ当面は監視です。
押さえでドワンゴ
TOBの可能性は現時点では低いです。
以前から親密な講談社が参入するようだったら角川書店がTOBを仕掛ける可能性はあります。
しかし、角川書店が欲しいのは、ニコニコ動画を運営する子会社のニワンゴだけだから、オワコンのドワンゴに資金を使うのは最終手段でしょう。

投資回収状況2013.3.5 ↓ クリックで拡大

保有時価  21,053,402円
純投資額  8,707,916円
 ←いわゆる元手
時価配当利回り 1.89%
投資配当利回り 4.39%
  ←元手を基準にした配当利回り
いったん投資回収して「その他の銘柄の合計」に入っていたエイベックスですが、再び積極投資対象にしました。
増配してくれたおかげで、買い増しても配当利回りは堅調です。
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