日本とロシアの経済的な結びつきが強まっているようです。
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ロシアには、自動車や建設機械、木材加工など日系企業約270社が進出しており、2012年の対日貿易総額は、過去最高の334億7078万ドルで2000年の6倍に増加したそうです。
ロシア進出が著しいのが自動車メーカーのようです。
日産自動車とフランスの自動車大手ルノーは、昨年12月、ロシア自動車最大手のアフトバスの経営権を取得することで合意したそうです。
アフトバスと日産・ルノー連合の市場シェアを、現在の33%から2016年までに40%に引き上げる計画だそうです。
トヨタ自動車も昨年9月、サンクトペテルブルク工場の生産台数を従来の2.5倍に拡大したそうです。
マツダも昨年10月、ウラジオストクでSUV(スポーツ用多目的車)の生産を開始したそうです。
ほかにも、三菱東京UFJ銀行が昨年9月にウラジオストクに出張所を設立したそうです。
ウラジオストクに昨年開通した世界最長の斜張橋の建設には、IHIや伊藤忠商事が参画したそうです。
楽天は、ロシア最大の通販サイト運営会社に出資しているそうです。
セルフ式讃岐うどん店「丸亀製麺」を展開するトリドールは、今月1日にモスクワに1号店を開業、売り上げは日本の店舗の約2倍と好調だそうです。
モスクワの飲食店の数は東京の1割程度で、成長余地は大きいとして、今後5年で100店舗を出店するそうです。
進出企業の顔ぶれは、これまでの製造業中心から外食や消費関連などへ広がりつつあるようです。
ロシアはわりと近くても遠い国のような感じがしましたが、日本のモノも受け入れられているようですね。
7201:932円、 7203:4,725円、 7261:276円、 8306:508円、
7013:243円、 8001:1,064円、 4755:820円、 3397:887円