KJ_FXtechnicalさんのブログ
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【今週の相場『勘』(2012/12/10~14)】
今週の相場『勘』ですが…
先週はビッグウィークの締めくくり、
米雇用統計が強く、USDJPYは上伸したものの、
その後のミシガンが弱く、雇用統計の上げが
帳消しになってしまいました。
ただ、その後は徐々に円安の流れとなり、
82.45前後での越週となりました。
EURUSD,GBPUSDは週中までは上値追いの
展開でしたが、週末にかけて値を下げる
展開となりました。
イタリアではモンティ首相が辞意を表明、
同国の今後の趨勢に懸念が生じ、EURが
売られる要因となるかもしれません。
GBPUSDもEURUSDの下げに応じて
下げる展開となっています。
今週は米FOMC、PPI、CPI、小売売上高と
大き目の経済指標は続きます。
予想は強弱混在という状況ですが、
FOMCで今後の金融政策(緩和)が新たに
示されるとUSD売り圧力が強くなる可能性が
あります。
EURUSDはスペイン、イタリア情勢と合わせて
独ZEW景況感調査や独PMIもあります。
GBPUSDはキング総裁の講演や雇用統計が
注目されそうです。
【テクニカル分析】
USDJPY
雇用統計後に82.49まで示現。現状は4月高値の
83.30付近がメドでしょうか。
ただ、売り圧力が強いことも事実。金融誌などで
年末に向けて更なる円安も?!という記事も見ますが、
そこまで急激な円安は個人的にイメージできません。
EURUSD
週末かなり下げ足を早めましたが、ここで拾うのは
ややリスクが大きい気がします。
一目均衡表の日足では雲の中に突入しましたが、
基準線で反発している状況です。
少し長いスパンで週足の一目を見てみると、
雲の中に入り、先週の下げは雲下限と転換線で
下値を抑えられている状況。ただ、雲下限はまだ
下向きということもあり、足元のしっかり感は
そこまで強くないと思われます。
テクニカルよりもトピックに左右される展開も
十分想定されます。
GBPUSD
足の推移はEURUSDと似通っています。
日足ではやや下落方向の勢いが弱まってきている
ような状況です。週足では1.63を示現した後の調整の
段階。ただ、一目の雲は下にありますので、そこまで
急速な下落は大きなトピックがない限りはないのではと
思っています。
今週は年末に向けたポジション調整の動きや日本の
選挙に向けた動きを気にしたいところです。
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