日立製作所は12月中旬、インドの首都ニューデリーで取締役会を開くそうです。
海外での開催は1910年創業の同社では初めてだそうです。
インド市場重視の姿勢を鮮明にするためで、現地での事業拡大につなげたい考えのようですが、社外取締役7人を含む取締役13人全員が出席する予定だそうです。
日本の大手製造業が海外で取締役会を開くのは異例だそうですが、ソニーも2008年に英国で取締役会を開いたそうです。
日立はインドで、石炭火力発電所向けボイラーや都市交通など社会インフラ事業を強化する姿勢を示しており、グループ企業では建設機械やエアコンの販売でも存在感があるようです。
グループ全体のインドでの売上高は、2011年度で約1千億円だそうです。
取締役会の開催場所は関係ないような気もしますが、どうなんでしょうね。