ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授が開発したiPS細胞は、次世代の医療技術である「再生医療」を発展・普及させるカギとして注目されているようです。
すでに国内の産業界では、世界に先駆けてiPS細胞を用いた創薬や培養装置開発の取り組みが始まっています。
大日本住友製薬は2011年3月から、京大iPS細胞研究所との間で5年間の共同研究契約を締結しており、iPS細胞を使って難病の進行メカニズムを解明する共同研究を始めているそうです。
タカラバイオは2009年4月にiPS細胞作成のライセンスを取得しているそうです。
ニコンは研究や治療に使える良質なiPS細胞を自動で選別する技術を開発、既存装置の改良で1~2年以内に製品化するそうです。
島津製作所はiPS細胞から作った治療用細胞を培養する装置の実用化にメドをつけたそうです。
武田薬品工業は慶応大学の研究者と共同でiPS細胞から神経細胞を作製しており、単独の研究では、血糖値を下げる物質のインスリンを生み出す細胞を作ることができたそうです。
その他にも、セルシード、コスモ・バイオ、J・TEC、エーザイ、アステラス製薬など多くの関連銘柄がありそうです。
さて、株価はどう動くでしょうね。
4506:832円、 4974:417円、 7731:1,939円、 7701:520円、
4502:3,550円、 7776:755円、 3386:68,200円、 7774:65,500円、
4523:3,415円、 4503:3,865円