TAROSSAさんのブログ
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オリンパスの自己資本比率が2.2%と「危機的水準」に低下
オリンパスは、財務の健全性を示す自己資本比率が6月末時点で2.2%となり、3月末の4.6%から2.4ポイント悪化したそうです。
円高の影響を受け、自己資本比率は「危機的水準」にまで低下しており、今後さらなる円高などで大きな損失が生じれば、純資産がマイナスとなる債務超過に陥る可能性もあり、ソニーなどと進める資本提携交渉を急ぎ、財務体質の早期改善を目指すようです。
円高の影響だけで6月末の純資産は3月末に比べ約160億円目減りしたそうです。
通期の想定為替レートは1ドル=80円、1ユーロ=100円で、今後もドルに対して1円の円高で25億円、ユーロに対し1円の円高で7億円の純資産が減るとしており、損失隠し事件に伴う決算訂正で低下した自己資本比率が、さらに悪化する可能性があるようです。
本日の決算会見で竹内専務執行役員は、自己資本比率の低下について「危機感は増している」と述べ、ソニーや富士フイルムHD、テルモと交渉している資本提携を急ぐ考えを示したそうです。
提携先から約500億円の出資を受け入れることで、自己資本比率は10%になるそうです。
提携先はどこになるんでしょうね。
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