国内で電動アシスト自転車の販売が好調のようです。
環境意識の高まりや健康志向に加え、東日本大震災後はガソリンが不要なことから移動手段としても見直されたようです。
国内出荷台数ではバイクを上回り、二輪車市場の“主役”ともいえる存在となり、メーカーでは今後、中高生など新規需要を取り込み、さらなる市場拡大を狙っているようです。
電動アシスト自転車は平成6年、ヤマハ発動機が世界で初めて発売し、当初は高齢者の利用を想定していたのが、次第にメーンターゲットは子育てをする母親世代に移ってきたそうです。
ヤマハ発動機は、先月末に幼児2人乗り対応モデルの新製品を発売し、最近では育児に積極的にかかわる「イクメン」の利用も増えていることから、男性でも乗るのに抵抗がない外観デザインや色を採用したそうです。
パナソニックサイクルテックは重量21.5キロと、従来モデルより約17%軽量化した新製品を先月発売したそうです。
ブリヂストンサイクルも女性誌とコラボしたモデルが人気だそうです。
国内電動アシスト自転車市場は平成6年から平成23年で約12倍に拡大したのに対して、バイクは縮小の一途をたどり、現在はピークの8分1だそうです。
平成22年には電動アシスト自転車の国内出荷台数がバイクを初めて上回り、平成23年もバイクの40万5533台に対し、42万9569台と差を広げたそうです。
メーカー各社は9万円を切るエントリーモデルや8段変速ギアを搭載したスポーツ仕様などのラインアップを充実し、これまでほとんど“手つかず”だった中高生への訴求も加速するなど一段と攻勢をかけるようです。
我が家にも1台あって、普段乗っているわけではありませんが、坂道は楽ですね。