NTTドコモが、スマートフォンやタブレット型端末など6月以降に発売する夏商戦向けの19機種を発表したそうです。
同時に、音声ガイダンス「しゃべってコンシェル」の機能強化など、クラウドを利用したサービスも拡充し、顧客の囲い込みを図るようです。
主力のスマホには、おサイフケータイ機能を16機種すべてに装備したほか、11機種が高速データ通信「Xi(クロッシィ)」に、5機種がシフトタイム視聴(蓄積型放送)の「NOTTV」に対応するそうです。
インターネット上の膨大な情報を基に質問に答える「しゃべってコンシェル」の機能強化では、従来よりも正解の精度が向上したそうです。
新サービスでは、角川書店とアニメ配信事業で連携し、スマホ向けコンテンツサイト「dマーケット」に見放題の「アニメストア」を7月中に新設し、月額420円で当初500作品、1万話を視聴できるそうです。
ドコモは今回、「iモード」に対応した従来型携帯電話の新機種は発表せず、スマホの比重をさらに高め、今年度のスマホの販売目標1300万台の達成を目指すようです。
15日に夏モデルを発表したKDDIも映像や音楽の定額サービスを提供するなど、携帯大手はスマホ向けサービスの拡充に乗りだしており、夏商戦は割安感のある定額サービスや独自コンテンツで競い合うことになるようです。
「iモード」も今は昔ということになってしまうのでしょうか。
まだまだガラケーがほしいという人も多いと思いますが、選択肢が減ってしまいますね。