電機大手8社の2012年3月期決算は、日立製作所を除く7社が減収となり、NECを除く7社の営業損益が悪化したそうです。
パナソニックは純損益の赤字額が国内の製造業で過去2番目に大きい7721億円で、ソニーとシャープの純損益の赤字額も、それぞれの社で最悪となったそうです。
テレビ事業は、エコポイント制度とアナログ停波の「特需」があった前期の反動で販売が落ち込み、手がけている全社が赤字となったそうです。
一方、発電所や水処理プラントなどの重電部門は新興国を中心に好調で、重電を手がける日立製作所は純損益の黒字額が過去最高となったそうです。
2013年3月期は国内外で需要が緩やかに回復するとの見方が大勢で、日立以外の7社が増収を見込んだそうです。
また、純損益はソニーが5期ぶりの黒字を見込むなどシャープを除いて黒字を予想したそうです。
前年度の決算が軒並み悪かった分、今年度はV字回復するといいですね。