大卒者の就業状況と入試の関係を調べたところ、文系学部で数学を受験した人の方が年収が高く、大企業に就職する比率も高いとの調査結果を京都大、同志社大、立命館アジア太平洋大のチームがまとめたそうです。
理系学部については受験ではなく、高校時代の得意科目を調べたところ、物理と答えた人が同じ傾向だったそうです。
京大の西村特任教授(数理経済学)は「理科離れが進んでいるが、理数系が重要なことを知ってほしい」と話しているそうです。
チームは昨年2月に実施したインターネット調査で、24~74歳の大卒者1万3059人から回答を得た結果、文系学部出身で受験科目が数学だった人の年収は数学を受験していない人よりも平均約90万円高く、最初の就職先が大企業である比率や、係長以上の役職に就いている比率も高かったそうです。
理系学部出身で物理が得意な人は、生物が得意と答えた人よりも平均約80万円、化学よりも平均約70万円高かったそうです。
実は、私の受験科目にも数学がありましたが、この数字は実感できないですね。
ちなみに物理は苦手です。