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為替の整理と円キャリーの仕組み

為替83円一時割りましたねぇ!急激な円安による利食いまたは①かな?と思います。①から⑥はFXの高野さんの内容をコピーしてそれを検証しています。また、円キャリーって円安?円高?お金を借りて売るのだから関係ないのかな?など自分も円キャリーを調べました。米国株が強ければ円安と言うことになると思います。逆に日本も良い数字など出した場合にはもちろん円高になります。
後は日米の発言で為替が動くことがあります。為替は色んなチェックをしないといけないのでFXは難しいです。
 
①米国債が売られて、金利が上昇するというのは、リスク選好の動きでドルから他のもの、例えば資源や商品、高金利通貨に資金移動が起こる時に起こりがちなので、その時にはドル売り、になります。

②最近の動きは米景気回復期待で追加緩和期待が後退、早期金融正常化(利上げ開始)期待が高まる、という中で、NYダウの上昇を伴って、ドルの中で債券から株への資金移動が起こり、さらには、米国内の株価や金利が上昇していることで、ドルから他の通貨などに流出していた資金が還流する、という動きでドル高になっているものと考えられます。

③これまでドル金利が相対的に低かったことから「ドル・キャリー」取引が進んでいましたので、ドル金利が上昇すれば、そういった取引の巻き戻しが起こることもドルの上昇を後押しします。

④ドル金利には上昇期待がある一方で、円に関しては日銀の政策転換、大規模追加緩和の思惑がありますので、もしもそういった投資資金の動きが「ドル・キャリー」の手仕舞いではなく「ドル・キャリー」から「円キャリー」に乗り換える動きとなれば、ドル円の上昇が対他通貨でのドルの上昇を上回ることになりますが、今の状況はそういう状況なのかもしれません。

⑤そう考えると、この状況が続くためには、米金利の上昇が続くこと、米株価の上昇が続くこと、が必要だと言えます。逆に言えば、米金利か米株価が低下すると、昨日のようにドルが売られる動きになるということです。

⑥他のリスクとしては、日本当局が85円以上の円安水準を歓迎していない可能性があることと、円安が理由で、ガソリンなどの燃料や食料品などの値上がりが顕在化してきた時に、円安でも日経平均が下がるということが起きると、日経平均とドル円相場には一定の相関関係がありますので、ドル円の足を引っ張ることになります。
 
①⑤⑥が円高になります
 
 






円キャリートレードが増えるほど、円安が進行する。
円キャリートレードの流れを図で表すと、上のようになります。円キャリートレードを実行している主体はいろいろありますが、多いのは海外のヘッジファンドです。ヘッジファンドはまず、運用するためのお金を日本の短期金融市場などから調達します。その方が海外で調達するよりも、金利が安く済むからです。

そして調達した円を、次に外為市場で外貨に換えます。この過程では円が売られて外貨が買われるので、円キャリートレードをするファンドが増えると為替は円安になります。外貨を手に入れたら、それを海外の株・債券・商品などで運用して利益を得るのです。この手法で利益を得るためには、

借り入れた資金の金利<運用益の利回り

となる必要がありますが、日本が超低金利なので、それが実現しやすいのです
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