kaneo56さんのブログ

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2008年米オンライン広告業界の注目ポイント

辛辣ですが、日本でも十分考えられることが盛り込まれています。なかなか面白いですよ。


1. メディアバイイングをしていればいい時代は終わった
広告枠を押さえることの重要性は変わらないけれど、マーケッターはSNS・動画、ウェイジェット、アプリケーションなど、さまざまなメディア体験を提供する能力が必要。

2. 景気後退がオンライン広告に与える影響
米国の景気後退によって広告費の削減はまぬがれない。ほかの媒体よりは影響は少ないものの、最も効果的とされる検索連動型広告においても影響は避けられないという予測。

3. 効果測定の再定義
Avenue A | Razorfish自身が提唱している新しい効果測定の考え方。コンバージョンに至る広告の「最後のクリック」だけを重視するのではなく、コンバージョンに至るまでの広告の露出時間と属性の分析によって、広告の効果向上を実現するというもの。米Microsoftは、この考え方をベースにした新しい効果測定・キャンペーン最適化ソリューションを発表したばかり。ちなみにAvenue A | Razorfishの親会社aQuantiveは2007年にMicrosoftに60億ドルで買収されている。

4. 平均インプレッション単価(CPM)は頭打ち?
インプレッション単価(CPM)の上昇が望めないというお話。Avenue A | Razorfishのメディアプランナー75名のうち、2008年にCPMが1~5%上昇すると予測したのは37%。一方、5~10%上昇と予想したのは38%。そして、20%近いプランナーがこれから年々単価が下がっていくと予測している。
などなど、いろいろ書いています。
2008年米オンライン広告業界の注目ポイントで続きをどーぞ。
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