ひさっちさんのブログ

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全国の厚生年金基金の75%が運用担当者1人の呆れた実態

AIJ問題を皮切りに、最近何かと賑やかな全国の厚生年金基金問題。

 

そんなさなか、全国の厚生年金基金の75%が、資産運用担当者を1人しか置いていない事実が明らかに。

 

しかもおそらくこの人たちって、ほとんど社保庁OBで天下りってやつでしょ。

 

私の所属する業界にも基金ありますけど、言っちゃ悪いが、担当者は天下りな上、資産運用は完全にずぶの素人で、信託銀行に丸投げし、言いなりになってるだけ。

資産運用がマイナス成績でも責任は取らないし、はっきり言えば必要ない。

 

解散したくても中々解散できないのが現状。

 

代行部分の返納のため、加入企業にしわ寄せがいくため、マイナス運用の基金に加入する企業は、止めたり解散するとその負担金の大きさに本業が圧迫され、倒産なんて事態も免れなくなるからだ。

 

社員の福利厚生のため良かれと思い始めた基金が、逆に会社の経営を圧迫する事態。

 

大半を株式等で運用している基金が多いため、日経平均株価をはじめ株高を演出しなければならないのに、逆の施策をしようとする民主党。

 

株高は貧富の差を拡大し、弱者のためにならないから、証券税制も利率30%になんて、過去に狂った発言をしていた前総理大臣もいたが、株安が基金はじめ企業体力を弱体化させ、そのしわ寄せは、一番の弱者である一般労働者にくるという構図が全く分かっていないようだ。

株高演出のためにも、配当金収入へは非課税にし、譲渡益課税は10%を恒久化するのは最低限の施策だと思うのだが。

 

お金も川の流れと同じく、上から下へと流れていくもの。

上のお金を絞ってしまったら、当然下に流れていくお金は減っていく。

一時的な子ども手当などのばらまきをしても何にもならない。

可処分所得を増やし消費を活性化させる。

そのためには国策として株高を演出するように努めること。曲がり間違っても、足を引っ張る愚作はするべきではないと思う。

 

 

 

 

運用担当者1人だけ…厚生年金基金の75%

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120307-OYT1T00226.htm?from=top

 

 全国の厚生年金基金の75%が、資産運用担当者を1人しか置いていないことが、企業年金連合会の調査で判明した。


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 高利回りをうたった投資顧問会社「AIJ投資顧問」に資産を預け、年金資産の多くを失う基金が続出したが、運用を委託する基金側のチェック態勢が十分でない実態が浮き彫りとなった。

 調査は、企業年金連合会が595基金を対象に行い、昨年9月に集計。回答した569基金のうち、425基金が運用担当者が「1人」だった。「2人」は97基金、「3人」は34基金で、5人以上は4基金だけだった。運用担当役員の経歴をみると、経理・財務部門が16%、運用機関やコンサルティング会社が7%。ある投資信託会社幹部は「1人では勘違いもあるし、投資顧問会社からの接待などで判断が左右されやすくなる」と問題点を指摘。小規模基金は人材確保が難しく、「合併を進めて規模を拡大しないと、適正運用は望めない」(金融庁幹部)という。

(2012年3月7日09時27分  読売新聞)

 

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