丸紅、三菱重工業、新日本製鉄など民間企業10社と東大は、経済産業省の委託を受け、浮体式の大規模洋上風力発電所の実証試験を開始するそうです。
これは東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の復興事業のひとつで、実証実験が成功すれば、福島県沖合の最大40キロの場所に、世界初の海面に浮く浮体式の大規模洋上風力発電所を建設する計画だそうです。
実証試験はまず2000KWの浮体式の風車1基と変電所一基、海底ケーブルを建設し、2013年度以降に7000KW2基を追加するそうです。
調査費約125億円は、すでに今年度三次補正で予算措置されており、その後は民間主導で風車100基以上を幅数十キロにわたり建設し、発電、保守など運営までを手がける構想だそうです。
2020年度までに100基以上の風車を建設し、原発1基分に相当する約100万KWの発電を目指すそうです。
総事業費は5000億円規模とみられ、将来は日の丸洋上風力を欧米にインフラ輸出し、成長戦略につなげるようです。
機器の需要拡大だけでなく、5000人規模の雇用創出にもつながるようです。
実験が成功するといいですね。
あとはコストがどうかですね。