日経平均ボラティリティが2/27に大証に先物として上場予定です (※1)
いよ~っ、に待ってました。
日本株指数のボラティリティ・インデックス♪(※2)
(え、別に待っていないって…? 失礼しました~!)
さてこの指数ですが、上場するといっても先物なので、
すぐに手を出そうとは思っていません…
このETFが出るのは、もう少し先でしょうかね。
…おっと、失礼。
日経平均VI先物の登場予告が今日のコラムのお題ではありません。
ここら本編。注意点を書くのを忘れていました。
ボラティリティの先物やそれに連動する物を買ったからと言って、
安心してはいけません
何故かって?…それでは本家のS&P500のVIX指数に目を向けてみましょう
実際のVIX指数とVIX(短期)先物とでは乖離が生じるのです。(※3)
VIXの先物は、あくまで先物。
限月(取引の期限)での価格を予想して先物を売買しているのです。
なので、実際の指数が急上昇しても、
トレーダーの多くが『限月までにはVIX指数が下がるはずだ』と予想していれば、
先物は実際の指数ほど上昇しなくなります。
逆に、『限月にはもっとVIX指数が上がる』との予想が多ければ、
先物の方が上がります
ゆえに、実際の指数と先物の値は乖離する。
また、変動率からみると、
どうも先物は実際の指数よりも控えめなようです。
つまり実際のボラティリティ指数が大ボラなら、
その先物は中ボラってとこでしょうかね?
はい、お後がよろしいようで!
※1(PCサイト)ブルームバーグより
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LZO56R0D9L3501.html
※2 ボラティリティ・インデックスに関しては過去の日記に解説があるのでご参考。
http://minkabu.jp/blog/show/395919
※3(PCサイト)国際投資顧問より
http://www.kokusai-am.co.jp/news/pdf/101222.pdf