富士フイルムは、小型軽量なレンズ交換式デジタルカメラ「ミラーレス」の新製品を2月18日に発売するそうです。
昨年10月のニコンに続く参入で、これで国内の大手カメラメーカーのうち、キヤノンとカシオ計算機を除く5社がミラーレスに参入したことになります。
ミラーレスはデジタル一眼レフからファインダーなどの光学部品を省いた構造で、小型軽量化が実現できるため、シェアの高いオリンパスやパナソニックは女性や入門者をターゲットにしたモデルを展開しているとのことです。
これに対し、富士フイルムの新製品「FUJIFILM X―Pro1」はプロや上級者の使用を想定した高機能が売り物で、センサーやファインダーなどに独自技術を盛り込んだそうです。
店頭想定価格は本体だけで15万円、レンズも合わせると20万円を超えるそうです。
コンパクトで1万~2万円、ミラーレスや一眼レフでは5万~6万円の低価格機が売れ筋とされる中、強気の価格設定と商品戦略といえそうです。
今までミラーレスというと、きれいな写真は撮りたいけど、一眼レフはちょっと難しそうだし高そうという人が主に買っていたのではないかと思いますが、これだけ高いとターゲットが変わってきますね。
私ならこの値段なら一眼レフを買いますが...