保温と保冷の機能を備えた象印マホービンのランチジャー「Mr.Bento(ミスター・ベントー)」が、日本のような弁当文化がないはずのアメリカで人気を集めているそうです。
5年前に比べ、売り上げは5倍以上になったそうです。
日本ではかなり浸透しているランチジャーですが、アジアを除けばほとんど使われておらず、保温と保冷の両機能を備えた商品となると、アメリカではこの商品以外にはないそうです。
売り上げが増え始めたのは、2005年にネット販売大手のアマゾン・ドットコムが取り扱いを始めてからで、ちょうどアメリカで弁当に注目が集まり始め、肥満に悩み、ヘルシーな食を求めるアメリカ人の心を射止めたようです。
「ミスター・ベントー」なる名称は、日本のアニメや料理、家電製品を「クール(かっこいい)」とみなす風潮がアメリカで強まりつつあった中、「日本語=高品質」をイメージさせたようです。
私は会社に弁当を持っていってはいませんが、アメリカで弁当が人気だとは意外でした。