天地人さんのブログ
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投資部門別売買状況(2011年12月1週)
前週末に発表された11月の米雇用統計で失業率が大幅改善したものの、相場ではあまり材料視されず、逆にS&Pがユーロ圏17ヶ国の国債を格下げ方向で見直すというニュースで下落。その後は、週末に控えたEU首脳会議を前に様子見の姿勢が強かった12月1週(12/5~12/9)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 12/2:8643.75→12/9:8536.46)
証自(23%) 買;1兆3846億 売;1兆2661億 差引;+1186億
法人(8%) 買;5624億 売;4269億 差引;+1355億
個人(14%) 買;8175億 売;7978億 差引;+198億
外人(53%) 買;2兆9711億 売;3兆2448億 差引;-2737億
証委(1%) 買;749億 売;734億 差引;+15億
合計(100%) 買;5兆8106億 売;5兆8089億 差引;+17億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 12/2:1155.27→12/9:1163.45)
証自(6%) 買;47億 売;49億 差引;-2億
法人(5%) 買;47億 売;41億 差引;+7億
個人(55%) 買;431億 売;450億 差引;-19億
外人(28%) 買;228億 売;219億 差引;+9億
証委(6%) 買;54億 売;50億 差引;+4億
合計(100%) 買;808億 売;809億 差引;-1億
まずは東証一部。証券会社が6週ぶりに買い越しに転じましたが、今度は外人が早々に売り越しに転換。法人は7週連続の買い越し、個人が買い越しに転換して、国内勢の買いVS外人の売りという構図になりました。なかなか大人勢が揃って買い越して、上昇トレンドに転換というわけにはいきませんね。
続いてジャスダック。証券会社と個人が売り越し継続、法人と外人が買い越し継続で、前週と変わらず。売買金額は若干増加、そして前週減少した個人のシェアも55%まで戻り、この辺は少し明るい材料かもしれませんが・・・全体としては状況にあまり変化はありませんでした。
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